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2017.09.11

摩耗限度

バイクにはいい季節になってきたのでピットはフル回転。

最近は車検や一般整備が多かったのだが
それは新しいモデルが多かったから?

やはり初度登録から15年以上経ってきているモデルは
車種に限らずトラブルが出やすくなっているような気がする。
それゆえに、予想できない箇所になり事前対策も難しい。
バイクも旅客機のように、早めのサイクルで交換が必要なのかもしれない。

シフトペダルがたまに動かずチェンジ不能なモンスター400。

症状からシフトフォークを点検するため分解。

シフトフォークはフライホイールの奥にあるのでさらに分解。

リターンスプリングが折れてバラバラに。

新品はこんな形。

ほとんどのDUCATI(PANIGALE除く)は同様のパーツで構成されている。
他にもスプリングがあったり、取付の際にも位置を調整して固定する必要があったり
頻度は少ないがトラブルになりやすい箇所だ。

もちろん修理の際はエンジンカバーを外す必要があるので
今回は空冷エンジンだが、水冷エンジンはオイル以外に冷却水も
抜かないと作業出来ない。

作業も専用ツールが必要で、汚れやすい場所でもあるので
洗浄などいろいろな過程をクリアしながらの作業。

その中でガスケット剥がしが意外と時間を要する。(>▽<;;


クラッチ側と違い、なかなか開けることがない左エンジンカバー。
2万キロで故障する場合もあれば、5万キロ走っても故障しないこともあるので
事前に出来る対策は早めの交換しかないがタイミングはやっぱり故障した時か?


 

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