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2018.07.06

奇跡の3ラップ 後編

チャンピオンライダー先導のもと、コースイン。

お昼のトークショーで、現役時代のレースは駆け引き。
”騙すのがうまい奴は速い”といっていたので騙されないように
世界トップの走りを少しでも感じるため、マバタキする間もなく探究。

コースインして、3コーナーまでイン側を走るのだが
1、2コーナーですでに違いを感じる。
先導ペースなので、離されることはないはずなのだが
クリッピングポイントを過ぎると
それまでの、距離感とは明らかに違う。

この日の走行に参加した1199PANIGALEが逆チェンジで
試乗車がBMW S1000RRが正チェンジで加速でシフトダウンして
しまったり、コケタら弁償という言葉もあり1周目は探究が
おごそかになりつつも頭もフル回転で目に焼き付ける。

2周目は気持ちを落ち着かせ、マシンの操作と走行ラインを解析。
コーナーにアプローチするときに、先導ペースとはいえ腰を
大きくずらさない。ラインは比較的アウト側から。
倒し込みを始めるとクリッピングポイントに向けて
どんどん倒し込んでいくが加速している感じ。
そして、クリッピングポイントを通過するときには
すでにバイクも起こし加速している。(店長にはそう見えた(; ̄ー ̄A)
だから、クリッピングポイントからアクセルを開け
起こし始める自分とあっという間に距離ができる。

とくにツインリンクもてぎは、ブレーキングを頑張り過ぎるとタイムが出ず
立ち上がり重視がタイムアップのカギとなるので、立ち上がりで早くアクセルを
開けられる走り方になるがクリッピングポイントではもう全開?
クリッピングポイントも奥なので、その時点でバイクはすでに
ストレートと平行に近い。
(店長にはそう見えた(; ̄ー ̄川 )

毎年、MotoGP観戦でヘアピンを見ているだけあって、思い起こすと
MotoGPクラスはだいぶ奥のクリッピングポイントだ。




(これは、昨年の日本GP ペドロサ&マルケス。店長じゃありません(-“-;A)

走行後、さらに大排気量と小排気量のラインの違いやアドバイスをもらい
今後の店長の走り方に大きく変化をもたらすであろう。

少ない周回数でわずかながらも、貴重なものを目に焼け付けることが出来た。
レーシングスピードでないからこそ、コーナーリングを紐解くカギと
GPライダーになれなかった理由がわかった...(>▽<;;

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