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2021.09.08

シム?

バイクの整備でちょくちょく聞くシム調整。

これはジム(GM)

こんな厚みの違うワッシャーで、隙間を調整する。

国産バイクだったら、バルブクリアランス調整くらい。

しかし、DUCATIだとバルブクリアランス以外に
エンジンを組み立てる際にクランクシャフトやロッカーアームシャフトや
ミッション。点火のタイミングを計るピックアップコイルなど
多数シムの調整が必要。

主に、不要な隙間を規定の隙間にしたり、左右のセンターを出すために
シムで調整するのだが、製造過程でパーツにバラつきがある場合も
シムで規定の隙間にする。

人によって作業する箇所(ほとんどだが)はその人の性格?でも
仕上がりにバラつきが出てしまう。

今回はスイングアーム交換時にシム調整。

エンジンとスイングアームの間に必要以上の隙間があれば調整する。

基準の1.8mmのシムを入れ、薄い0.1mmや0.2mmのシムで調整。

エンジンに関していえば、1199パニガーレからパーツ単品の精度が良く
シムはほぼ使っていないためどのバイクも個体差がなく故障も少ない。
(998以降パーツの精度向上)

それよりも、いつになっても中々抜けないピポットシャフト。(錆び?)

ようやく抜けた…(-_-;)

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