ドレンつまり
1098系統のドレンホースのニップルは良くつまる。(本当は穴が開ている)
小さなことだが10万を超える修理になることも(ドリルで錆びやホコリを除去)
他の車種(パニガーレなど)は穴は詰まらずとも、タンク装着時に
ちゃんと嵌めないとホースがこんなことになって、折れてつぶれてしまう。
この2つのドレン(ホース)はタンクキャップからタンクの中を通ってきている。
タンクキャップを開けると1個の穴はタンク内を真空にしないため
(ガソリンが落ちなくなる)
タンク内を大気圧にするようにタンク内と外気をつないでいるので通るのは気体。
もう1個の穴は雨や洗車でキャップ下にたまった水を流すので通るのは液体。
サイドスタンド側(傾いた時に出やすいよう)に穴がある。
主に水が通るので錆びたりホコリが溜まったりで詰まりやすくなる。
1098シリーズは基本樹脂タンクなので錆びたりしないが
タンクにセットされる燃料ポンプは錆びる=交換=15万くらい(-_-;)
樹脂タンクはドロドロでわかりずらいのでSPのアルミタンクで見ると
タンクキャップ裏から配管でタンク下部まで来ている。
ちょっと心配になった方は、ホース外して詰まってないか
確認したいところですがサイドカバーでホースは外しにくいので
タンクキャップ開けてそれぞれの穴から、パーツクリーナーなど吹いてみて
2本から1本になってカウル下まで来ているホースから垂れてくるかで確認可能。
1198SPモデルのアルミタンク。ノーマルから1.7㎏減の3.8㎏
ビックタンクでストンプも付いているのに軽い。
しかし、税込み約47万…
整備性
DUCATIウィークポイント
基本週末に預かって翌週には納めないと店の中がパンパンになるので
かなりタイトスケジュール。秒単位?店内も最短ルートで歩く店長?
パーツで足の踏み場もないときはボルダリングのように店の壁さえも使う。(゚Д゚;)
1秒たりとも無駄にできないのだが、新規で来る車輌は思ったように進まない。
お店で売った車輌は納車整備で徹底的に整備するのでダメになりそうなところも
予測事前整備でほぼトラブルはないが、他から来る車輌は本来依頼された作業
以外もダメなところが次から次へと出てくるので終わらない(;´Д`A “`
ライテックで買ってくれるのが一番いいのだが遠方の方や通販でドカを買う場合は
必ずここはチェック!!
レギュレーターとゼネレータからくる配線を接続するカプラ(レギュレーター本体)
焼けて溶けている。
パニガーレなどレギュレーターに直接カプラーが付くタイプは問題なし。
カプラーの焼けは車種関係なくなる。
1098系はマフラーの脇にレギュレータ―があるので特に多い。
かといって場所を替えるのに配線を延長線し何個もカプラー使って繋いでいたら
やはり接続カプラーが焼ける。(電気の流れが悪くなるため熱を持つ)
同様にV4になってもオイルが漏れてくる、クラッチレリーズピストンも
チェック。
外さないとよく確認できないが結構漏れていたらスプロケットカバーの
下が濡れていたりクラッチマスターのタンク内のオイルが減っていたら要注意!
クラッチもカバーが付いてたらわからないけど...