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2008.06.13

20年の歳月

今週は2連休(第2、3木曜は定休日、本人も忘れていた?)だったが
オークションや作業でぶっ通し~
お客さんにフルパワーが欲しし~と頼まれGETした
“通称88(ハチハチ)NSR”
1988年モデルのNSR250R。

全てにおいてそれまでに出ていたレプリカバイクの性能を上回り
サーキットを埋め尽くしたバイクだ。
エンジン→2ストとは思えないくらい低回転から高回転までトルクフル
フレーム→750cc以上の極太アルミ高剛性フレーム
足回り→極太41径フロントフォーク(当時は39径でも太い)に極太アルミスイングアーム
     プロリンク式のリアサスペンション、
     ワークスと同じ形状のホイール
     極太リアタイヤ(150幅)
ブレーキ→対向4ピストンキャリパー、フローティングディスクは
     思い切り握れないくらい効いた。
斬新だったのは小さいヘッドライトに細身のサイレンサー、
低いハンドル。そう、まんまワークスマシンだったのだ。

当時、250ccは45psだったがシートカウルの中の配線を
60psに変貌!もちろん店長バイク(色も同じ)だったのは
言うまでもない。
20年ぶりの...再会。
乗っていたときは自分がこのバイクを売る立場になるとは
そしていま修理しているRC30(¥1480000)も国内1000台?
まさか自分が整備するとは当時は思ってもいなかった。
しかも全バラ...いまフル分解?のエンジンが3台あり整備も大変だが
見積もり出すのが大変(;´Д`A “`
3台中2台は部品が廃番だったり、破損箇所が多く部品点数が多いうえ
品番変更(年式が20年前だから?)で検索が何度も必要で夜な夜な...

2008.05.21

もてロー第2戦ST250T 決勝編

決勝まで時間があったので予選で問題のあった部分を
再度チェック。今回はタイヤウォーマーを使っていたので
温感時のエア圧がどうもうまいところにきてない感じがした。
冷感時にエア圧が高いと当然温まるともっと上がる。
少々上がりめな感じだったので冷感スタート時のエア圧が
高すぎたのか?
今年はST250Tの指定タイヤがダンロップのα-10なので
タイヤサービスでいろいろ相談。予選の時コーナーでインに
うまくつけないのとどうもリアのグリップ感が弱いので
エア圧の話も絡めて相談。
リアサスのセットアップの方向性を修正しいざ決勝へ
(硬くしたのを戻しダンパーも微調整)
グリッドにつくのに1周コースを周るサイティングラップで
調整したサスをチェックするといい感じでインに向き
予選よりもリアのグリップ感がある。
ある程度の不安が取り除けたので落ち着いてスタートに専念。
昔、本格的にレースしていたときからすでに10数年...
久々についたグリッドは昔と変わらずとても落ち着いては
いられないのがホントのところ。
シグナルランプが点灯!このランプが消えたらスタートだが
点灯中にマシンが“前にも後ろ”にも動いたらピットストップの
ペナルティ。レッドランプが消え全車クラッチスタート!

いきなり失敗( ̄Д ̄;; エントリー台数が20台なのに
24台くらい前に見えるw( ▼o▼ )w
後方に呑まれたというか自ら飛び込んでしまった。
スタート直後からペーアップを図るがなかなか
前に詰まってしまいコーナー中に失速。
失速すればすぐさま後方から刺される。
「これがレースだ。」1周するとスタートで舞上がっていた
気持ちも落ち着き“戦闘モード”になってきた。

いままでパッとしなかったブレーキの突っ込みも
新たに交換したメタリカ製パッドがいい感じで
練習以上に突っ込める。練習時はブレーキ開始は
看板(50mとか100mとか)目安にしていたが
決勝では“前のライダー抜いたら”ブレーキ!

これがなかなか気持ちがいい~(←変態ではない)
しかし立ち上りで混走のミドルプロダクション(MP)に
抜かれる。うぉ~バトルだ~
前半は無我夢中で前に出る。
それにしてもMPとのバトルが多く結構シンドイ。
途中ストレートで軽くNSRに抜かれたのでMPかと思いきや
ノーマルチャンバー。ってことはST250Tだ。
(次戦までにバージョンアップしなくてはフルコースではもっときつい)
一通り視界に入るマシンは抜いたものの気を抜くと
すぐ刺されるので振り返らずに一生懸命走る。
また看板目当てにブレーキングをするのだが後方から
来ていると思うといつもより奥まで突っ込む。
当然はらみタイムロス。周を重ねるたびミスが増える。
段々集中が切れる。12周のレースはすぐ終わると思って
いたがピット前のストレートで出されたサインボードは
7周目( ゜ ρ ゜ )...

ハードブレーキングとアクセルワイドオープンで右腕が
終わってきた(゜_゜i)
ますますミス連発!
ブレーキング時には真後ろにエンジン音が...
“すべての技量”を振り絞り何とかそのあと抜かれず
無事ゴール
ほっと一息後ろを振り返るとだ~れもいない。
木霊していたエンジン音の正体は...
なにはともあれまず完走!これ大事。
クールダウンラップで少し開けたシールドから
入る風もまた心地がよい。
そんな余韻にひたりつつも次戦へ向けて作戦練っているのも
また楽しい。やっぱりレースは面白い。
前半混戦で厳しかったが後半単独で走っているより楽しかった。
そう!やっぱりバトルは面白いのだ。
(普段見えない自分が見えたりもして...)
走行画像は全て、【にせぐる】様より転載
ありがとうございますm(_ _)m

2008.05.21

もてロー第2戦ST250T 予選編

久しぶりに見た景色は懐かしくもあり
また心地よい緊張感に包まれていた...はずだが

そこは“もてロー第2戦”決勝グリッド。
前回の3月に行われた第1戦ではマシントラブルにより
決勝グリッドに着くことさえ出来なかった。
今回は事前に練習や準備をして普段の生活のなかで
やれる範囲でベストな状態にもってきた。
もともと今年“もてロー”に出るにあたり気軽に
レースが出来ればと思っていたがやはり“レース”と
なるとどうしても熱く血が騒いでくる。
ここ数年はミニバイクやローカルなレースには出ていたが
ここまの緊張はなかった。若いころに比べ神経が
“図太く”なってきたと思っていたがスタート前には
口数も自然と少なくなっていた。
前日は寝たとはいえ2時間程度。
すでに前の日から少々緊張気味で作戦を
風呂に入っているときや横になってから考えていた。
今回は東コースでフルコースよりいくらかテクニカルに
なっていて混戦が予想されたのでスタートで前に出て
その後の得意なショートカット部分でさらに前に出ようと
企んでいた。
しかし予選前のブリーフィングでスタート直後の1コーナーは
フルコースよりも当然スピードが出ているので“無理はしないこと”
すぐその後のショートカット部も上っていて先が見えないので
“無理はしないこと”と注意があった。
完全によまれている...(; ̄ー ̄A
かなりこのブリーフィングでビビリが入ったのか
予選からかなり慎重な走りでベストタイムが更新できない。
走行直前に少し硬くしたサスのセッテインもいい方向に
いっていない。予選からバンバン抜かれる...焦る。
本来の走りが出来ないまま予選終了。
予選14番手
前回はグリッドに着くことができたのでまずは一安心。

しかし決勝に向かって緊張感はますます高まるばかりだ。

2008.05.18

もてロー第2戦

昨日はもてロー第2戦!
今回はというか残り2戦も土曜開催。
土曜開催の方がピットも道路も空いていて
意外とやりやすい。次の日も日曜なので
気分的にも楽?(ライテックはバリバリ営業中)
前回第1戦ではマシントラブルでグリッドに
つくことができなかったので今回は事前に
準備&バージョンアップ。
今回ホイールはSP仕様のマグホイールを装着。
ブレーキング時に少しでも軽い方がいい
ということで数gだが軽量化。

そんな訳でホイールホワイト仕様~

ブレーキパッドもメタリカをチョイス。
(これが今回大活躍!)

この前のスポーツ走行の終わりにスタート練習したら
クラッチが終わってしまったので新品に交換。

純正のクラッチカバーを外し、RS風に~

やっと向かえたレース本番。
今回は気合が入っているのでウォーマーまで登場!

なかなか本格的でGP気分にひたれる。

予選、決勝といろいろありましたが結果が...

レースの模様はじっくり動画を交えて...

2008.05.05

1分40秒

GW前半で大分修理車が納まったが
またこんなものが...

この休みで交換したドゥカティのベルト

GWも残り僅か。
ライテックも1日だけお客さんともてぎにスポーツ走行。
今度の“もてロー”のため、まだ走ったことのない東コースでの
走行だ。通常はGPと同じくフルコースでレースだが4戦中の
今度の第2戦のみフルコースの一部である“東コース”開催だ。
どちらかというとテクニカルな部分が多いのでマシンの
性能差が出にくい。しかしいつも走っているコースの一部を
ショートカットするのでそこがちょっと心配。
プレステのツーリストトロフィーでシュミレーション?

昨年のST250Tのトップは1分36秒。
プレステだとなかなか40秒切れないようだ。
なんとか40秒切りを目指したい。
そのためもう出発時間だがいまだ整備中...(; ̄ー ̄A
(一緒に行くお客さんも来ない...(; ̄ー ̄;)
今回はブレーキのバージョンアップ。
昔のダブルタイプからMFJタイプのT字タイプへ

ブレーキオイルはレーシングタイプ。

他にもスプロケ変更。サーモスタット取り外しetc...
整備性向上のためすべてカウル脱着部はクイックに改造済み。
NSF用のピンを使ってミラーステー部は割りピンで

サイドカウルはキタコのクイックタイプ。(1個¥600!)

これで10秒くらいでカウルが外せる。
ん~レーサーチックだ。
それにしてもマクロ撮影がピンボケ。
ついにデジカメ投入だ!(←いつの話だ~)

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