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2018.06.04

知識

最近は愚痴っぽい日誌が多いこの頃。

どんな作業でも疑いの目から入ってしまう。
別の作業で来店したがリアブレーキパッドの残量がないので交換。
(ちょっと使い過ぎ?)

バイクは車と違い、前後のブレーキが独立しているので速度に合わせて
前と後ろの掛ける割合を調整する必要があるが、お客さんと話をすると
後ろメインでかけている人が結構多い。
リアブレーキの消耗が早い人は特に。前:後の割合は8:2か9:1。
速度やバイクの特徴で使い分けても
大体それくらい。5:5とか6:4はあまりない。(たぶん、止まらない)
あとは、普段から足がペダルにかかっていると知らないうちに踏んでいて
知らないうちに減ってるってパターンも。

パッドの残量はキャリパーを覗いて点検するが、どれがブレーキパッドで
どこが減るかがわからないと点検出来ない。あとは、真っ黒に汚れてくるので
見ずらい。メカが苦手な人はオイルタンクを見るといい。
油面が下がっていればそれだけパッドの厚みがなくなり
パッドを押すピストンが出るためオイルの油面が下がる。
はずなんだが、オイルが減ったと思い足してしまう人もいる。
パッドの残量がないのにアッパーレベルまでオイルが入っている。

外したパッドと新品パッドの厚さはこんなに違う。

当然、キャリパーに入れるにはピストンを戻さないと入らない。

オイルが減ったと思って足されると戻した時にこんなに油面が上がる。

今の世の中、イージーな乗り物が増え気軽に乗れるがバイクはそれほど
イージーではない。200馬力近いバイクも手軽に手に入る。
買う時も、買った後も、快適に楽しく乗るために多少の知識がバイクには必要。