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2019.05.30

「転倒撲滅週間」その1

なかなか通常営業に持って行けない状況のなか
また転倒修理車が...

とはいっても後ろから転倒車が
突っ込んできたのでは避けようもない。

一般道での転倒修理はどちらかというと走行中より〝立ちごけ”が多い。
とくに右側。なぜ、右側が多いか?それは、Uターンの時に立ちごけが多いから。
(マフラーも右側が多いので、損傷(キズ程度だが)が拡大)

日本は左側通行なので、左側からUターンはまずない。
レーサーレプリカやドカはハンドル切れ角が少ないので
片側1車線ではUターンしきれず、エンストして支えきれず倒れる。

出来るだけUターンはせず、交差点を左折、右折、右折、右折で
元のところに戻る。(; ̄ー ̄A

サーキットも右回りが多いので右(コーナー)の転倒は必然的に多いが
左(コーナー)も多い。なぜなら、左はあまり使わないので
タイヤの温度が上がりにくい。
最近のタイヤはグリップ力は高いがそれは適温まで温度が上がったとき。
だから、走行しはじめは右も左も転倒しやすい。

最初から飛ばすサーキット走行はタイヤウォーマーが欠かせない。

レースでなければウォーマーは必須ではないが、持っていない場合は
数周したら一度ピットインしてグローブを外し、実際触ってみるといい。

あとは、タイヤの銘柄でもグリップ力は大きく違う。
ハイグリップはかなりグリップ力が高く、ガンガン走る人は必須。
ガンガン走らなくても転倒回避するにはハイグリップのほうがいい。
(タイヤを暖めるなど、使い方を理解する必要があるが)

スタンダードなタイヤはガンガン走りたい人には向いていない。
エンジョイ走行でギリギリまで攻めないのなら特に問題はない。

PANIGALEの新車についているタイヤも溝のパターンはレースタイプだが
パターンに惑わされてはいけない。

そして、もっとも重要なのは空気圧。
タイヤウォーマーはなかなか買えないし、前後スタンドもないと使えないので
トランポが手に入ってからで、最初にそろえる必要があるのはエアゲージ。

つづく