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2014.10.24

気になる話?

今週末納車のバイクの整備。

フロント周りも分解。

ドカのフロント周りは“穴?”だらけ。

そんな訳で工具も穴の分だけ?種類がある。(単純な工具ですが結構します(-“-;A)
ステム用

OHLINS用

せっかく分解したので“疑問”に思っていて腑に落ちない(すっきりしない)方のために
解説。

フォークトップにある伸び側のダンパー調整が左右で違い気になる~なんて方います?
通常は最強の位置から12クリック戻しなんてマニュアルに書いてありますが
一度全部戻してみたら、片側が25クリック戻って、もう片側が24クリック?1クリックだけならまあいいが、2クリック、3クリック狂っていると気になるもの。

これは、組立て時にトップキャップの締め込む位置で決まるので
通常この辺で止るのが

この辺で止めると10クリックくらい差が出ます。

まあ、ここまで差はありませんがメーカーで大量に組み立てると、ねじ込みの深さに
ちょっと差が出たりもするので1クリックくらいは良くある話。
なので、壊れているわけではありません。

ただ、閉めこむときに最強に位置でグット締めこむと壊れますので1クリック違いを
強制的にあわそうとはせず硬くなる前のクリック位置をスタート基準にして下さい。

この辺の部品は、真鍮やアルミなど比較的柔らかい素材を使っているので...

トップキャップのダンパー調整を回すと

アルミパイプを伝ってこのとんがった部品がオイルの通路を広くしたり、狭くしたりして
オイルの流れをコントロールします。

最近はNIXタイプのものが増え、トップキャップ上で片側それぞれ伸び側と圧側が調整が1箇所で出来るので左右のノッチ数が違うなんて気にならない。

そろそろ、D16RRもオーバーホールか?

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