« | »

2017.03.11

行列?

今日も修理がたくさん入ってきたが預かれる状態ではないので
翌週に持ち越してもらった。

なぜ、こんなに修理が多いのか?単純に計算して
修理作業ペースより壊れるペースが早い(多い)。(@Д@;
1台直しても、2、3台入ってくる。

なぜか?
自然故障ではなく、オーナー自身が作業したことにより故障を誘発してしまう
ケースが非常に多い?

今日も絶不調のバイクが1台。高回転が回らない。
店長すかさず、「最近なにか整備やカスタムしましたか?」(; ̄ー ̄A
お客さん「タンク外して、エアボックスの前にダクト付けて...」

速攻で、自作ダクトを外し試走。あまり症状が変わらない。
戻って「他に何か外してませんか?」( =_=) ジィー・・・・・>▽ )
お客さん「ダクトの前のゴム板外しました...」

エアクリーナーの吸入ダクト前の仕切り板がなく、空気を吸い過ぎていると判断。
緊急仕切り板を付けて試走。問題解決。(>▽<;;

たかがゴム板1枚、吸気効率を上げるため良かれと思ってやったことが
逆効果になってしまっている。

自分で作業したが持ってくる人は、工賃の負担を減らしたい
という方が多いのですが(近所に出来る?バイク屋がないというケースも多い)
工賃は抑えられても、本来の性能を引き出せていないこと(の方が悲しい)が
多い。

また、途中で工具のなさから破損したり、大事なバイクを傷つけてしまったり
結局、費用がかかることも少なくありません。

今のバイクは、そんなに壊れないので通常ペースで乗って入れば
エンジンオイル交換と走行距離に沿って減った消耗品の交換と車検だけ。

バイク1台の基本ライフ設計?(だいたい(-“-;A)
(レプリカ新車の場合、月平均1000㎞走行、ハイグリップタイヤ)
1000㎞ 初回点検 エンジンオイル・オイルエレメント交換
4000㎞ エンジンオイル交換
6000㎞ 6か月点検
7000㎞ エンジンオイル・オイルエレメント交換 そろそろタイヤ・ブレーキパッド交換
10000㎞ エンジンオイル交換
12000㎞ 12か月点検 スパークプラグ・エアクリーナー交換
13000㎞ エンジンオイル・オイルエレメント交換 そろそろタイヤ・ブレーキパッド交換
16000㎞ エンジンオイル交換  そろそろクラッチ交換(乾式クラッチ)
18000㎞ 6か月点検 そろそろチェーン・スプロケット交換
19000㎞ エンジンオイル・オイルエレメント交換
22000㎞ エンジンオイル交換  そろそろタイヤ・ブレーキパッド交換
24000㎞ 12ヶ月点検 車検(現在は新車は3年、それ以降は2年ごと)
スパークプラグ・エアクリーナー交換
ブレーキオイル・冷却水交換、(タイミングベルト交換 DUCATI)
前後サスペンションオーバーホール。

これだけやれば、他に転倒などの突発的なことがなければ快適なバイクライフが
おくれる。現在は月平均走行1000㎞という人は少ないので上記ほどの整備には
ならないと思うのだが、これだけ、整備費もかかるということでもある。
しかし、この整備を怠ればそれ以上にかかるのは間違いない。
出先でトラブルになったときのレッカー代もその一つ。

現在は他店の修理も出来るだけ受け入れているが、このままでは
それも受け入れられなくなってくる。

修理で、行列の出来るバイク屋だけにはなりたくない。(@Д@;

日本中のバイクが快調に走る日を目指して頑張るしかない。
(が、今日は少々テンション ↓ (;-_-) =3)

 

 

 

Comment & Trackback

Comments and Trackback are closed.

No comments.