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2017.10.22

転倒について

なぜ雨なのにここまでバンクして転倒しないのか?

GPライダーだけにテクニック?もありますが
それなりの準備やセッティングがしてある。
それでも、世界チャンピオンを何度も取ったロッシでさえ
転倒してしまう。

バイクで転倒しないためにはどうすれば良いか?

長年、この業界にいるといろいろなデーターが蓄積されてくる。
バイクの特性、傷みやすい箇所、消耗しやすい部品などのバイクの
メカニカル的な部分とライダー側の特徴や癖、乗り方によるバイクへの
影響。そして、転倒の要因、はたまた何度も転倒しやすいタイプの
ライダー?

ライテックにも多くのライダーが訪れる。
サーキットに行けば、転倒することもある。
同じ過ちを繰り返さないように、また故障した箇所も
転倒のしかたで、見えないところが傷んでいたりすることも
あるので、その時の状況を細かく聞き分析する。

話を聞いているとほとんど同じ原因なものがいくつかある。
・走行のための準備不足。
走行時間ギリギリに着いて空気圧の調整を忘れた。
タイヤウォーマーをかけている時間がなかった。
バイクの限界を超えてしまった。(ノーマルタイヤ、ブレーキ、etc)

そして、一番多いのが1周目(ストリートだと1個目のコーナー(交差点))の
転倒。結果、タイヤに関係があることがほとんど。

じゃあ、どうすればよいか?
これから、気温も下がってくるのでツーリングでもしっかりタイヤを
暖める。(なかなかあったまらないですが)
ノーマルタイヤであれば、そのタイヤの限界を超えないな範囲で走る。
ブレーキがノーマルなら無理な突っ込みはしない。

PANIGALEのスロットルはワイヤーのないセンサータイプ。
グリップ部だけが削れてもスロットルASSYしか部品として出ない。
これだけで約¥38000。
(メーカーにはもっと部品構成を考えてもらいたい)


転倒すると体も痛いがお財布にも痛いのだ。

ほんのちょっとの注意で防げる転倒が、一番多いのは事実。
あとは、何度も転倒しやすいタイプのライダーは同じ過ちで
転倒をしているのも事実。

motoGPでさえ、よく転倒するライダーはいつも同じライダー?という
イメージが出来てしまう。

11/18のレンタルモトクロスはライテク向上のための
講義もいれて一つ上の走りをマスターしてもらう予定。
(帰りは温泉有り?)参加者募集中~

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