« | »

2018.03.23

PANIGALE V4 メカニック目線レポート

東京モーターサイクルショーで、ようやく目にすることが出来た
PANIGALE V4!

市販車と展示モデルで違いがあるかもしれないがメカニック目線で
PANIGALE V4を考察。
パッと見た印象はコンパクト。

しかし、見る角度でイメージが違う。
斜め前から見るとだいぶ丸みを帯びていていままでの
SBKシリーズとはちょっと違う。

シート下の赤く見えるところはタンクだ。
V型エンジンレイアウトでエアボックスがタンク裏を占拠するので
シートのほうまで伸びている。

全体的にコンパクトに見えるが4気筒になったのでタンク幅がある。

もぐもぐタイムならぬ、またがりタイムもあったので搭乗?
ハンドルからの距離も近く、この車輌だけなのか足着きがいい。
前面投影面積はいままでPANIGALEとさほど変わらない。

シンプルで平面的なカウル類。
タンクまで伸びているので脱着は慣れるまで大変そう。

マフラーは世界共通なのでPANIGALE L2のようなサイドサイレンサーはなし。

ストリップモデルも展示。ギュウギュウに詰まっている感じ。

日常の整備性は?エンジンオイルとエレメント交換はマフラーを逃げているので
PANIGALE L2よりはやりやすそう。

バッテリーはメインキーの下(うしろ)カバーを外せばエントリーできるが
「きっとあと2mm隙間があったら...」ってタンクまで外すことになりそうな予感。

それ以外はタイミングベルトもなく湿式クラッチなので
PANIGALE L2とほぼ変わらず。

スパークプラグは後ろバンクはいいが前バンクはラジエター外し?

シャーシ面ではモノコックからツインチューブタイプに変わった
フレームが目を引く。
そのほかはフロントキャリパーのデザインが変わった以外は
フロントサスペンションとホイールはPANIGALE L2の流れ。
(ホイールも少しデザインが違う)

リアサスは位置と取回しが変更。マウントがスペース的に苦労した感じ。

このモデルはSなのでOHLINSステアリングダンパー標準でV4から電子制御。

エンジン以外はスタイルが前モデルのものを引き継いでいるので
インパクトが少ないが高出力・高性能感は見ているだけでも伝わってくる。

ひとつ残念なのはフロントフェンダー。カーボン製ではなく、色もない。
エンジン部品が今までの倍。ピストン、カムシャフト、バルブ、コンロッド。
それを考えるとよく抑えた価格だと思うがSBKに興味を持つ我々は
それは望んでいない。

Rモデルは過激に行ってほしい。
マフラーの取り回しはアップタイプ?

てんちょうお気に入りショット。
ハンドル下あたりのカウルからタンクにつながる流れた形状は独特。
真横から見るとそう見えないのだが。

東京モーターサイクルショー2018
東京ビックサイトで日曜まで!

これで終わり?
他のレポートは...(; ̄ー ̄A 

1/1 ユニコーンガンダムも見たかった...(-“-;A

Comment & Trackback

Comments and Trackback are closed.

No comments.