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2011.09.08

SUZUKA CIRCUIT 前編

違う!
24年ぶりの鈴鹿サーキットは何もかもが違った。
鈴鹿までの道中、シュワンツとレイニーによる伝説の鈴鹿決戦の話や
バリバリ伝説のグンと秀吉、4時間耐久話など盛り上がってやってきた。
そして市街地に突如あらわれるサーキットで待ち受ける伝説のコーナーたちに
自分の技量を思い知らされる事になるとはこのときは思ってもいなかった。。。

初めて鈴鹿サーキットに行ったのは1989年の8耐だ。
そのときは8時間の間、時間のある限り世界のトップライダーの走りを見て研究した。
そしてレース終了後コースが開放されたとき歩いて5.8kmのコースを研究した。
そのときは意外とコース幅が狭いと思った。

そして四半世紀を経てついに鈴鹿サーキット走行が実現した。

入場ゲートをくぐりパドックへ。通常は観戦の場合パドックに入れないが
今回は走行するので中に入ることが出来る。

まず第一に驚いたのはストレートが結構下っている。
もっと驚いたのはピットロードも合わせて下っているのだ。
F1や8耐では数多くのピットインシーンを見るが下っているぶん
ピット側が隣のピットに対し50cmくらい段違いになっている。
まあるいモノが転がっていかないのか心配だ。

奥のほうに見えるダンロップコーナーや最終コーナー側はものすごく上っている。
もてぎや筑波とは違い市街地にあるわりに高低差があるのだ。

コースインする前はいろいろ戦略はあったが、いざコースインすると
すべてが打ち消される。鈴鹿サーキットの走行会はライセンスがないと
先導つきが条件だ。今回は上級クラスにしたのだがなんと先導についていけない。
ラインも決まらず、ギヤも何速で走るか決まらず、ブレーキングポイントなど
決まるはずも無い。なぜなら、コーナーのずいぶん手前でアクセルを戻してしまうか
らだ。F1も開催される国際コースだが24年前にコースを狭く感じたのは間違いではなかった。一般道に比べたら狭くは無いのだが200km/h近くで曲がるコーナーにしては
狭いのだ。とにかく一瞬の操作ミスであっという間にコース外に送り込まれてしまう。
果たしてコースを攻略することが出来るのか!?
2台のDesmosediciRRは無事に走りきることは出来るのであろうか!?

前編・後編の予定だがどうやら3部作になりそう...

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