2019.11.24
店長は赤い彗星のように3倍の速度で仕事しているが
お店の時計も3倍の速度で進んでる?(@Д@;
DUCATIはタイミングベルトや乾式クラッチを採用しているので
国産バイクより診るところが多い。

ただ、最近はタイミングベルトからメンテが比較的フリーな
カムチェーンに移行したり、ベルトの使用交換距離が伸びたり
湿式クラッチの採用で診る箇所は減ってきたが整備性の悪さや
他の問題であまり整備時間は変わってない?(-“-;A ..
ただ、整備コストは下がってきていて特に乾式クラッチから
湿式クラッチはユーザーにはうれしい限り。
点検で入庫した1098Sはクラッチ板もクラッチハウジングも摩耗。
普通クラッチは、消耗して厚みがなくなるとと滑ってくるが
もう一か所減るところが外周にある” 12か所のツメ ”。

ツメもハウジング側も消耗している。

アイドリング時にカタカタ音がするのは、ここに隙間があるから。
(他にも、ドカドカエンジンの音はするが)

新品は隙間は、ほぼない。

昔はハウジングも収まるクラッチ板もスチール製だったので
もう少し寿命はあったが減ってくるとアイドリング時の音は
カタカタというよりカンカンと甲高い。
そして、何より重い。
2000年くらいまでのスチール製クラッチハウジングはなんと1kg超え。

もちろん組み合わせるクラッチ板のベースもスチール製なので
クラッチ一式はかなり重い。

996のSPSやRモデルは肉抜きがしてあり、160g軽量。

穴が開いてるとカッコもいいが、まだ重い。

2001年あたりから採用されたアルミ製のハウジングはなんと460g。
回転するところにつくので当然、回す側のロスも減る。
現時点でハウジングが¥30000でクラッチ板が約¥45000するので
消耗品と呼ぶには微妙。

しかし、当時のワークスマシンなどはみなアルミ製でこのベルトみたいな
ものがかっこよかった。

回転するとアルミ製は花びらのように開いてしまうためスチール製にはないが
アルミ製にはついている。それだけ軽さのほうを優先している。
アルミ製のハウジングに、スチールベースのクラッチ板を使うとすぐ減る。
逆も同じで、スチール製のハウジングにアルミベースのクラッチ板を使うと
すぐ減る。
結構、その辺の中古車屋が販売したものは混在したものがよくあるので要注意。
DUCATIはレーサーの直結的なバイクだからレスポンスが良い分、走行毎に
整備するレーサーのようにメンテナンスが必要なのも、うなづける。
それを知らずに乗っていると、急に来るクラッチトラブル。
だから、お店には新品もあるが、イレギュラーなものにも
対応できるよう中古のクラッチもたくさんあるある。

2019.11.06
ライテックで販売してない車両は色々とあるある。|||(-_-;)|||||
簡単な手違いだけに気付きにくいことも。
DUCATIはV4とD16RR以外は2気筒。
シリンダー配置がL型に見えるからL2とか言われたりもする。
(2020の959はエンジンの傾斜角度を横から見て
Vに見えるまで起こしたからV2らしい)
いずれにせよ、前バンクと後ろバンクそれぞれにかかわる同じ部品が
配置される。ドカはフロントタイヤよりのシリンダー側をホリゾンタル。

タンク下側のシリンダー側をバーチカル。

それぞれ頭文字をとってホリゾンタル側がH(またはO)、バーチガル側がVとなり
プラグキャップやインジェクターの配線にラベルが付いている。
(取れてたり、最初からないものもある)

しかし、必ず逆につける人がいる。
それでも、エンジンがかかってしまうので
気付かず乗っている人もいる。

いじって調子が悪くなったら、それが原因。
ほかにも、最近のモデルはマフラーにO2センサーが付いているが
これも、配線の接続がHとVが逆なことも。

そしてまた、中古屋で買ったというバイクのエンジンが...

突然止まる?
昔に書いた記事と同じあるある。
ドレンホースがめっちゃつぶれてる。

以前のは雨水が抜けずタンク内に水が入ってポンプが錆だらけ。
今回は水じゃなくて空気が抜けないからタンク内が真空になって
ガソリンが落ちない。とくにアクセル開度が大きくなる高速道路など
燃料を消費するシュチュエーションで起きるので後続車と
ぶつかったら大変なことに。
命をこんなチューブに預けたくはないが、いじる人が
まとも?だったら何の問題はない。
店長は?~、変態だけど~、まとも?

2019.07.22
いろいろ巡り巡ってライテックにたどり着いた不調の1198。

不調はウインカーがハイフラになる。
これだけ聞いたら電気系?→めんどくさい?ってなるか?
いつもメンテしているところはドカはメインではないらしく
いろいろドカの取り扱い店に問い合わせて
メーターが原因ではないかと告げられ
高額修理(メーターは10万以上?)?
この手の不調は¥1500前後のウインカーリレーだったりするが

1098シリーズはメーターに内蔵されているため
メーターという判断か?
(メーター交換して治んなかったらどうするの?)

そしてもう一つ告げられたのが”ライテックってお店”?( ̄ー ̄;
電話で問い合わせがあったときには
もう”あとがない”的だったので”やるしかない”
1098シリーズでウインカー周りのトラブルはあまりないので
ただの接触不良?断線(球切れ)くらい?
接続のカプラーも配線が細く端子も弱いためその辺か?

ライテックにはスーパーバイク系のバイクやパーツはいっぱいあるので
お客さんがお店に来る前に検証。
似たような症状が再現できたので来店待ち。

実際、現車が入庫しそれぞれウインカーを外して
店のストックと交換すると”たったそれだけ”で終了。

ミラー一体のフロントウインカーに原因が。
よく見ると純正っぽいがLED部や配線が純正ではない。
問診するとヤフオクで購入したもの。いわゆるパチモン。
配線は問題なくLED部の基盤あたりが
いい加減なことになっているので修理しても怪しい。
もともとのウインカーは転倒して根元が折れたが
取っておいてあるというので取りに行ってもらうことに。
通常はアッセンブリーのミラーだが、ミラー同色塗装で
よく分解するので
【作業前】

【作業後】

中身だけ入れ替え作戦。

それだけのことだが、他にもいろいろお客さんが
気になるところを手直し。
(店長的にはいろいろ直したいところがあったがそれは、予算が出来てから)
バイクやパーツを買う時は、しっかり見極める目を持つことが重要。
これくらいの眼差しで。

あっ!いやなタイミングで思いだした。イベントレポートがまだ...
今回はジャスピン(ジャストなピント)が結構撮れたので
レポートより写真選別が大変。2000枚から20枚に絞る?(>▽<;;

その前に、カウンターも

バイクも

このままでは、レポートに入れない(-“-;A …
2019.07.12
預かってから、何度となくやる機会をうかがっていたが
雨でスペースの問題ややろうとすると突発的な飛び込み作業が入り
なかなか着工出来ていなかったが今日は雨がしとしと降っているので
チャンス!

かなり大掛かりな作業なので場所と時間と”店長のモチベーション?”が
シンクロしないと効率よく作業が出来ない?(; ̄ー ̄A

しかし、大量の外さなければならないパーツ。

いろいろと手直ししながらで想定以上の作業になるが
明日までにリフトを空けないといけないので3つの要素を
いかにキープできるか!?
場所→OK
時間→OK
店長モチベ → ↓ (;´Д`A “`
ネジがなめてたり、錆ていたりすると(ピポットシャフトの錆にいつもやられる)


結構モチベーションは一気に下がるので
”整備の神様”に心を読まれないように平常心、平常心。


なんとか移動できる状態まできた。


明日は少し納車が進むといいな~
