エレファントマーク
今日はタイヤ交換に来た998Rを含めると、お店に916シリーズが8台!
作業をしているといくつか気になる点があり、手直し。
2002年の998Rがほぼ916系最終になるが
(翌々年の998FEファイナルエディションが実質最後)
まだ4000kmしか走っていなくても10年も経つと
それなりに痛んでくる場所もある。
リアホイールを回すとカタカタ音がするのでチェック。
チェーンスライダーが一部割れと、経年劣化で硬化しているのか
かなりカタカタ音がする。上下で¥3845なので追加で交換。
見た目だけでも交換したくなるが、交換後は異音もなく後輪の回りもスムーズだ。
かなり、昔からドカに乗られているお客さんなので
パーツの裏のエレファントマークに目が。
ドゥカティが“CAGIVA=カジバ”の傘下だったころの名残。
当時はデカールなどいろいろなところで見かけたが最近はあまり見ない。
2000年に仕事でCAGIVA本社に行ったとき、まだ現役だった
故クラウディオ・カスティリオーニ社長の
社長室に招かれたとき、(もちろん一人でじゃありません(; ̄ー ̄A)
そこらじゅうに象の写真や象の彫刻がたくさん置いてあり
特別な存在感があったのを思い出す。
新しい部品は今のドカマークに置き換えられているものが多い。
お客さんも、昔からのファンなのでマークの付いた部品を処分するのに
ややさみしい感じがあったが、交換するパーツの裏を見るとしっかり残ってました。
1098や1199は完全に消えているが、998や999などは探せば
どこかにエレファントマークがあるかも?
新しいパーツは透明感もあり、何より見た目がすっきりきれいに新車のよう。
こうなるとドライブチェーンも交換?したくなってくる。
天気と太陽
気がつくと毎日こんな時間で...
なかなか、隙間に更新も難しくこれから昼食?(@Д@;
時間に追われている要因は“天気と太陽”に関係があった?
明日は雨予報。もちろん外にバイクは出さない。
限られた店内スペースに、販売車輌と整備車輌(販売車輌より多い?)を
うまく配置し、外に出さずに作業も出来るように段取りをする。
それでも、入る車輌に限界があるため整備の作業を確実にスピーディーに進めて
早い納車を目指す。もちろん、お客様にも早く納車して楽しんでもらうためでもある。
天気情報に敏感になり今日は降っていなくとも、先読み配置をする。
(近々に保管スペースを拡張予定。月極め車輌預かり予約中~)
天候に左右されやすいのがこの業種だが、天気が良くても
太陽の位置にも敏感になる。
先日、仕入れた中古車を仕上げ早くに撮影したい。
この季節は太陽の位置が低いため早い時間に撮影しないと
夕方っぽくなる。もちろん自分の影も入ってしまったり車輌の状態が
しっかり伝えられない。
カメラの設定でホワイトバランスを調整するも実際と違う雰囲気に。
太陽の位置は刻々と変わるので、中古車仕上げもきれいに早い作業が必要で
“百列肉球~”といいながら店長はもの凄い勢いで磨いているのだが
まだまだ修行が足りずいつまでも時間に追われている...
やはり、自然の力には敵わない。
ネバーエンディングストーリー?
最終モデル?
昨日は天気が悪かったので、やっと水曜に仕入れた中古車の仕上げ。
この季節は陽が低いので撮影時間によっては写真がオレンジっぽくなったり
影や反射でうまく撮影できないので、昼のうちに撮影できるように
3倍のスピードで作業。スタジオがあったら...(-“-;A
今回は1198とSS1000DSが入庫。
1198は走行距離も4460kmでパイプフレーム最後のスーパーバイク。
SS1000DSはなんと189kmしか走っていない貴重な車輌。
すでに生産中止で、現行のドカで消滅した空冷モデル!
最近のドカはモーターのようにエンジンが回っていくが
伝統の鼓動感のあるエンジンは味があっていい。
距離は走っていないが、しっかり整備して完成の域に達したSSを
堪能していただきたい。