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2018.03.15

バイク屋難民

先週末、DUCATI中古車購入時のポイントについて雑誌の取材があった。

特に、旧モデルの916シリーズの中心にと聞かれたのでいろいろな
注意点を上げたが、なかなかお客さんの目で商品を判断するのは難しい。

ちゃんと整備しているお店で購入すれば問題は起きない。
メカのこともわかっているお店なら購入前も後も安心。

しかし、現実は・・・
整備で入ってきたPANIGALE。フロントホイールの回転方向が逆だ。
(最近のフロントホイールはどっちでもついちゃうものが多い)

これではホイールセンサーを全く認識しないのでエラー表示するはずだが?
(検知センサーは左のフロントフォーク下部)

このままホイールを元に戻せばタイヤの回転方向は逆になるので
ホイール外して、タイヤの回転方向を戻す作業が必要。

こんなお店も実際あるので、バイクよりもお店選びも、正直難しい?
お店選びは、普段の生活で買い物するときと一緒。
美味しく無いお店には、また食べに行かない。
でも、一回は行って食べないとわからない?(; ̄ー ̄A

美味しいとか美味しくないとかは、人それぞれだが
きのこやふぐみたいに毒のあるものや、貝類など
お店をちゃんと選ばないと食中毒になっちゃいます。
調理師免許があっても、整備士免許があっても
それだけでは、わからないのも事実。
(お店だから、大丈夫って安心しちゃってるのも事実)

バイクも一度買ってから、「買ったところ」には
もう行かないってパターンが多い。
バイク購入は食事1回するのとはわけが違う。
バイクは車ほどメンテフリーという乗り物ではない。
(車もメンテフリーってわけではないが)
もう行かないってことは別のバイク屋を探すことになり
別のバイク屋は他店のバイクはやらないというところもある。

最近、ライテックに来店するお客さんは「バイク屋難民」といって
巡り巡ってくる。

悲しいかなこれは現実。せっかく楽しむために買ったバイクがこれでは
どんどんバイク人口減少につながりかねない。
(結局、巡り巡るのだから、購入するときは3~5店舗くらいは
ほしいバイクの在庫がなくとも巡ってほしい。業者オークションに
加入しているところは在庫がなくともすぐに探せます)

バイクは高価なものであり、整備不良が命取りになる。
食事と同じ1回の買い物でも(もちろん食事も)、
慎重に失敗しないものを選んでほしい。
のちのち本人自身に災難が振りかかってくるのだから。

かなりの量の情報を伝えたが誌面の関係上どれくらいの記事になるのか?

2018.01.26

タイムリミット

まだまだ寒い日が続くが、もっと寒く雪の多いところにくらべればまだまだ。

ピットは豪雪地帯の雪ほどではないが作業は積もっている…(>▽<;;

1199のヘッド周り。
2万キロ近く走っているが、カシャフトもロッカーアームもキズもなく
ツルツルピカピカ。

この寒い時期にエンジンの整備をすすめねば。
タイムリミットは暖かくなる前の2月いっぱい?(@Д@;

2017.12.22

バレリーナ?

2017年のカウントダウンがはじまっている?中
課題とされていた”PANIGALE足着き問題”を攻略すべく仕事の合間に
コツコツ作業。

明日のモニターロングラン前に、店のデモ車を改装。
アエラのロアリンクで車高下げ。これだけでもかなり下がる。

他にも、逆チェンジからノーマルの正チェンジに戻したり、操作系の微調整。

そして、ついに完成したのでノーマルと比較。(常連さんに協力してもらい撮影)

リアから見ると、シートカウル上端ですでに差がわかる。
右が車高を下げたデモ車。

そして、いよいよまたがって比較。モデルの身長は164㎝。
まずは、お尻をずらして片足の足着き。
ノーマルはかかとは浮く。

車高下げのデモ車はかかとまでべったり。


そして両足を出した場合。
ノーマルはパニガーレではなくバレリーナ状態。(>▽<;;

車高下げのデモ車は先端部は足裏でホールドしている。


明日は156㎝の本命の方にロングランレポートを実施!
結果はいかに?!

2017.12.18

プロトタイプ

お客さんのリクエストに応えるべく店長が始動した。

最近のバイクはお尻上がりの傾向が強く、足着きが悪い。
とくにドゥカティはコーナーリングを追及しているので
前下がりの、後ろ上がり。

カッコはいいが足着きに困る方は最大の課題。

今回のお題は身長156㎝。素材はPANIGALE。
軽くて、細いので、もう少しだけ車高が下がれば行ける。

PANIGALEはリアサスペンションも車高調整もできたり
アエラから車高下げロッドも発売されているが根本的に
もっと下げる必要がある。
店長十八番の”シートを取っ払い!”はかなり下がる。(; ̄ー ̄A

さがっても、このまんまとはいかない。
まずは本当に下がるか検証しなくてはならないので
ウレタン部分を取っ払う。

4cmは下がったか?

実際に週末モニター走行もしてもらうため、これにカバーを
かけて仕上げたいが凸凹過ぎ。


店長Hobbyテクでスポンジをチョキチョキ!
(SHORAIバッテリーについてくる隙間うめのスポンジのあまり)

段の低いところを補い、後はカバーを張ってプロトタイプ1号の完成。
この状態とシートを取った状態で不思議と足着きは変わらない。


もちろんノーマルとでは大違い。
後ろにあるPANIGALEの見え方が全然違う。
・スポンジのある状態

・スポンジのない状態

お客さんの夢をかなえるために、試作は続く...

2017.11.26

先読み

晴れても気温の落ち込みは否めない。

ただ、ピットはいつでも常夏?
週末はここ最近登場の少なかった1098シリーズと

916シリーズが占拠?

これに999シリーズと1199シリーズが集りさらにV4まで
全部揃ったら壮観だろう。想像するだけでも楽しみ。

パフォーマンスのマフラーはサイド出し。
すでに決定されているので今さらだが


店長的には1本はサイド出し、もう1本はGPマシンのように
アップタイプをRACINGマフラーに期待したい。
(もちろんまだ発表のないPANIGALE V4 Rに)

最近、影の薄い?D16RRも来年で10年目。w( ̄Д ̄;)w
(DESMOSEDICI RR2にも期待)

PANIGALE V4 RやDESMOSEDICI RR2と先走っているようだが
DUCATIがまたmotoGPとWSBKでダブルタイトルを獲るのは
そんなに先ではない。とニュータイプの感がそう思わせる。( ̄ー+ ̄)

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