ライテック店長日誌 サインボード

先週末、ブレーキキャリパーのシール部品を頼まれた。
レプリカブーム全盛のバイクだがもう20年経っているので
ピストンの戻りが悪く引きずっていてバイクを押すと重いのだ。
はじめはお客さん自身でやるといっていたが重要な部品なので
ショップでやることを薦めた→依頼→正解！

そんな訳で店長大苦戦。これはまずユーザーでは無理～
道具も専用のものをたくさん使うが対向ピストンなので1キャリパー4個の
ピストンがあり動きの良いところだけがモグラのように出てきて固着しているピストンが
動かずピストン出しては戻しての繰り返し。1時間以上かかって全モグラ？確保。

下のほうの黒いわっぱを交換するのだがその前に溝にたまったカスの掃除が大変そう(；´Д`A “`
あっ、もちろんここまでやるのは資格が要りますが、もちろん絶妙？なテクも要ります。

ほぼ同じ形のMVアグスタ　Ｆ４。（手前のは整備でカウルがないだけ）

昨年新型が出たが初期のモデルは１０年同じスタイル。
しかし、よく見るとマニアックなところに違いが
スイングアーム取付部のシャフト。

750ｃｃは普通にシャフトが通っている

1000ccはスイングアームの取付け位置が上または下に変えられるようになっている。

エンジンマウントもなぜか長穴。

750ccは下側にシャフトが貫通

1000ccは上側に貫通。排気量を上げるためにストロークが増えている分高さが上がったのだ。

ということは750ccのころから1000ccになる予定が．．．
スタイルを変えずに支持を受けるということはちゃんと熟成を怠っていないということだ。

ライテックも熟成が進んでいるのか、ビックスクーターで来たお客さんが
店の中覗き込んでヘルメットも脱がず帰っていった。(;^_^A

さらにスポーツバイクに特化して、普通のバイクショップとは違うバイクショップを目指していく。

今日は店のNo.2？トランポ”軽トラ”の車検で袖ケ浦。
バイク以外でも車検に来たりする。たまに近所のラーメン屋さんにもコショウ入れのフタが開かないから開けてとか頼まれたりする。(-.-;)基本出来ることはなんでもやる。それにしても天気良すぎ！このまま房総に暴走？(>_< )