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2017.11.23

ポロリ

ハプニング?

といっても男性陣が喜ぶ話ではない。

日頃から指摘していたことがついに起きた。
916シリーズの片持ちスイングアームは右はホイール、
左はスプロケットが大きなナット1個でそれぞれ取付けられている。

どっちのナットも外れたらどんなことになるかバイクに乗らない人でも
想像できるはず。しかし、現実に起こってしまった。

一般的に整備用のスタンドは左側(スプロケット側)から差し込むので
ホイール側のナットは容易に締付けられるがスプロケット側は
一旦スタンドから降ろさなくてはならない。
たったそれだけのことなのに点検で見落とされていることが多いのか
スプロケ側は10台中8台?は緩んでいる。しかも手で回るくらい。
タイラップなんかで留まってたら、なおさら切ってまで見てない?

今回は転倒まで至らなかったがナットが”ポロリ”してスプロケットが外れ
走行不能に。ネットオークションで買った車両だから仕方がないでは済まない。
先日もスペアタイヤが落下して近くにいた方が亡くなったばかり。
自分だけではなく他の人も傷つけることになる。
いまは、車検は点検を受けずに検査できるが、点検をしなくていいという
わけではない。

他から来る修理は今に始まったことではないがあまりにも続くと
語らずにはいられない。

洗車してエアーで水滴を飛ばしていたら動くはずのないプレートが
エアーの勢いでカタカタ。締付確認すると”ポロリ”。
エンジンマウントのネジが落っこちたてきた。

エンジンマウントボルトもホイールナットも通常の使い方なら
緩んだりしない重要部品。たかがネジ、されどネジ。
締め方次第で、ゆるむか、ゆるまないかも決まる。

トラブルなく、楽しいバイクライフを送るには
ネジの締め方をわかっているちゃんとしたバイク屋さんを見つけること。

ちゃんとしたバイク屋とは?
ネジ1本見ただけでそのバイクの状態を把握できます。

バイクの整備を自分でする人は多いですが
結構、ネジをなめた、折れた、場所間違えて壊したなど
ネジトラブル多いです。

そして、そんなバイク屋がいるのも現実。
だから自分でやるって人もいるのも現実。
使うものは、使っているうちに壊れてしまうのは仕方がないが、
壊してしまったものの修理は減らせるので、減らせれば減らしたい。