Home > 11月 29th, 2017
2017.11.29

ジンクス

久しぶりに916 SPSに乗った。
ついに店長のマイバイクが仕上がったか?

いや、昨年販売した中古車の12ヶ月点検。
この点検で可能な限り1年前の購入時の状態までもって行く。
最終仕上げは、店長スペシャル洗車とスペシャル試乗と言うわけで久々の916SPS。

当時日本に入荷は50台?その頃は全体でも500台?
なにせ、スーパーバイクは916と748、そのほかは900SSとモンスター400/900くらいしか
ラインナップはなかった。今はちょっと多すぎ?っていうか欲張りすぎ?
昔は台数が少なかったので、あまるってことはなかった。どちらかというと3か月待ちとか?
今はあまって困っている感じか?昔のような高嶺のバイク感がなくなってきている。

昔のドカはいろんなとこがレア感たっぷり。
排気量が996ccなのに916SPSとまるで羊の皮をかぶった狼のよう。

フレームもコルサタイプフレームと言われ、それ以降に発売される748/996/998とは違う。
違いがわかりますか?

916SPS

748R

店長のマイバイク(見たことない?)に近い仕様のSPSはモトコルセの
フルチタンエキゾーストを装着。パイ数は54パイと現行の60.5パイやパニガーレ用などに
比べたら細いが当時としては太かった。

発電量は少ないが軽量化されたフライホイールを積んだエンジンとチタンコンロッドが
奢られた996ccエンジンは低速からトルクがあり高回転までドッと来るトルクを楽しめる。

パニガーレはもっとパワーもトルクあるがあっという間に頭打ちになってしまうので
ある意味頭打ちまで少し時間がかかる当時のバイクのほうがトルクを味わっている間は
長い?

国産のレプリカは正常進化で前の年よりも数値で良くなっていかなければならないという、
宿命みたいなものを背負っているがドゥカティのスーパーバイクは各モデルごとに
それぞれ違った味付けがなされているのでそれはそれで面白い。

開業当時、仕事が少なく降ろしたエンジン。
それ以降、やろうとすると忙しくなるという”良いジンクス”を持っている...
(たまに緊急時に部品取りされることも...お役に立てて光栄です(-“-;A)