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2018.11.09

勘違い?

別件の修理で入庫したが、リアブレーキパッドの残量がないので
追加で交換。

新品と比べるとこんなに差がある。


リアブレーキはあまり効いてしまうと後輪がロックしてしまうので
フロントよりかなり効力の少ないものが付いている。それゆえに効かない。
(たまに、エアが入っているわけではないがリアが効かないと相談もあるくらい)

ゴールドウイングヤアメリカンバイクのように重量や全長があり
リアにも荷重がかかるものはリアには大きなものが付いている。
ディアベルもやや大きめ。

小さいもが付いているバイクは効かない=あまり強くかけないで。
(スーパースポーツに多い)

こうゆうパッドの減りかたはリアブレーキペダルをギュウーと奥まで踏んでいる。
イメージ的にはパッドが減るか減らないか。真剣白羽取り?のように挟むだけ。
主にスポーツ走行の話で、公道では何が飛び出してくるかわからないので
ギュウーと踏む場合もあるだろうが、ロックしては意味がない。

急ブレーキをしていないのに、減るな~という場合は
よくあるパターンは、ブレーキペダルが高すぎる。
かけたつもりがなくても、足がすでに乗っかってしまっている。
軽くかけただけだが、バイクの出力なら軽く走ってしまう。
(もちろん燃費も悪いがわからないくらい)

これも、スポーツ走行での話だが、ステップにつま先立ちなら
引きずりは起きない。
(教習所では、こんなことは教えてくれない)

あとは、フロントブレーキを効率よく使っていない。
「止まらない~」って時にリアを強く踏んでも止まりません。
やっぱりフロントで止まります。

サーキットに行く人は別ですが、一般道でのフロントブレーキパッドの
交換率は低い。最近のフロントブレーキは効くので(バイクも軽い)
パッド交換するほど使うにはスピードが出てないと強くかけないと
減らない。

車と違い、バイクは前後独立しているので難しいですが
止まれなければ、スピードを出すことも出来ないので
リア以上にフロントを使えるようにマスターしましょう。

もうひとつおまけ
チェーンオイルもたくさん吹きつければ動きが良くなる?

潤滑されていていないより、潤滑されていたほうがいいですが
結局たくさんつけても遠心力で飛んでいってしまうので適量で。
シートカウルやホイールがベタベタになるのは付け過ぎ。
砂なども、こんなに付着してしまいチェーンのシールやエンジン側の
オイルシールを傷めることも。

チェーンオイルは後輪をグルグル回して「バァー」と吹くのではなく
大体120リンク前後なので、10リンクずつ「サァー」と1回吹いて
繰り返すこと12回。(10リンク×12回=120リンク)
(変態(=てんちょ)は1リンクずつ)

最近、キャリパーを磨かないとすまない習慣(=変態)が...

削り出しだっららボディもピカピ≧[゚ ゚]≦