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2020.06.05

素人整備

クラッチが滑るとのことで湿式タイプのDUCATIが入庫。
走行距離は3600㎞で滑るはずがないので試乗確認すると
相当滑るので分解。

クラッチ板が異常摩耗。右から三番目が通常の状態。

一番手前のクラッチはツルツル。

通常は交換して終了。

しかし、湿式クラッチなら何万キロも走るのでこうなった原因がある。
エンジン内の汚れもクラッチのカスだけではない汚れ。オイル以外のものを
入れられたか?

通常はこれくらいきれい。

入庫したときワイヤーの遊びがほとんどなかったので
その辺が怪しい。ハンドルをかなり下げてありクラッチワイヤーの
取り回しが変わり結構パツンパツン。

オーナーに確認すると、譲ってもらった時からこの状態。
一旦、ノーマルの位置に戻すことに。
しかーし、ネジがなめていて工具だけがグリグリ回っちゃうくらいガタガタ。

ダメもと覚悟で回すとまったく回る気配がなくらい固く、ネジもバカに。
ドリルでもんで外すことに。

いきなりは削れないので、細い径から徐々に、徐々に、徐々に...すると

「パキーン!」とものすごい音が。

肉が薄くなって、過大トルクから解放され音とともに外れた。

どんだけ固く締めてるんだ。しかし、それには訳があった...
ハンドルを下げた時に、いくら締めても動いてしまうので
力任せに締めたのだろう。
よく見るとフロントフォークの太さは上から下まで同じではない。

細いところは、通常の位置より0.5mm細い。たかが0.5mmだが
それだけでもハンドルはブカブカになる。

素人整備と言われないよう、日々精進。