2019.07.07
今回はMVアグスタのF4でのトラブルだが
基本似たような作りなのでドカでも起こりうる。

燃料系のトラブルは国産はほとんどないが
外車は全然ないとは言えず始動不能につながる。

ドゥカティは基本タンクの中に燃料ポンプがある。
これが動かないとセルが回っても絶対かからない。


長いことドカをやっているがポンプはほとんど壊れたことがない。
このポンプを動かすためのリレーがダメなことが1番多い。

確認方法は簡単。キーをオンにして「ウィーン」って音がしなければ
燃料ポンプが動いていない。ガソリンが満タンだと聞こえずらい。
その時は、リレーを交換。あとは、このリレーは大体同じところに2個
並んでいるのでとりあえず入れ替えてかかるかどうか判断。

「ウィーン」って音がするのにかからない場合はホースの問題。
外れてたり

ホースがとんでもないことになってたり(上が正常)
これはガソリン全部抜いて分解が必要なので現場での作業は難しい。

ドカのホースは何でも流用は出来ない。タンクの中のホースと外のホースは
違うので流用は厳禁。

他には接続カプラーの劣化による割れ。割れるとキーオンで「ブシャー」
新し目でも無理に組んだり、外したりしても割れる。(茶色くなってくると弱い目安)

この辺も金属製にすることで安心度UP。

あとは、燃料計残量ランプが点かない、満タンなのに点く。
これは単体でセンサーの不良。(左が新型)

それよりもナットの割れはガソリン漏れの原因に。(左が金製)

新しく部品を頼むと金属製になっているが古いものはプラスチック製なので
締付けのテンションで丸くクラックが入ってくる。(この時は滲み程度)

こうなるといっぱい漏れてくる。

あとは、ドレンホースの曲がりやつまりでタンク内に水がたまりタンク内の錆は
取付ミスが多い。|||(-_-;)||||||
現行モデルはトラブルは少ないが、トラブルとASSY交換で
高額になることも(@Д@;
燃料系トラブルにまつわる話は山ほどあり
突然なると、困るが事前に防げるものもあるので
該当する方はすぐに、そうでない方も参考に。
なかなかリレーなどは作動していれば
いつダメになるかの判断は出来ないので
バイク購入時に判断は難しいが
これだけの情報を知っているか知らないかは
購入時、判断の選択肢になるのでは?
2019.07.06
週末納車予定のバイクもギリギリ整備完了は
バタバタするので余裕をもって中1日で
昨日終わる予定だったが

今週はハプニング(トラブル?)ありすぎで
おおよそ8時間の遅れ。

約1日分の遅れ。
ただ、店長は16時間働くので約半分。(@Д@;
なんとか取り戻したい。
それでも、雨予報なので明日やれば大丈夫か?
しかし、優柔不断な梅雨空なので万が一晴れや曇りに
なる可能性もないとは言えない。
やっぱやるしかない。
うっ!片持ちなのにめんどくさい?


「なんて日だ!」

2019.07.03
今日は巨摩郡のようになるところだった。
不調なバイクの確認試乗に行ってエンジンを止めた後、
全くかからなくなりしばらく立ち往生。
しばらくエンジンを冷やしてみたり、いろいろ試みたが
ただ時が過ぎていくだけなので出直すことにした。
もともとのスケジュールや、荷物がたくさん入ってくるので
急いで一旦戻ることに。
市街地だったのでバスを乗り継ぎ


電車を乗り継ぎ...


店に戻ると不在票だらけ(>▽<;;

お店で診てない車輌は整備歴がわからないため
オイルも何が入っているかわからないし
タイミングベルトをいつ交換したのかもわからないから
試乗で回転数を上げることも速度を上げることもしない。
ライテックで普段診ていない車輌は点検すると
これだけでは済まないことが多いのだが
この辺も、お客さんが「予算が...」となると中途半端になってしまう。
これからはライテックで新規で見る車輌は12カ月点検を実施してからの
預かりにしていかないと再びトラブルに見舞われる。

荷物は全部受取ったが...

半分位が店長の私物?(; ̄ー ̄A

今日は5時間ぐらい遅延しているのでこの私物もしばらくお預け?(-“-;A
2019.07.01
週末はオランダGP!
motoGPを見ていると、GPマシンはみなピッカピカ!

スポンサーもついているし、テレビに映るからなのは当然だが
他にも意味がある。
長年の経験なので、実績のあるデータ(ライテックスーパーコンピューターがはじき出した)から
一般車でもピッカピカなマシンはトラブルが少ない。
汚れているマシンは結構トラブルが多い。
ただ、汚れているのでオイルや冷却水の漏れに気が付かない?
やはり汚れる一番の理由は雨天走行。

走行中水を巻き上げ、降ってくる雨より巻き上げた雨がバイクを汚す。
汚れた状態だとさらにホコリを呼び、サスペンションに傷をつけたり
ネジが錆ついて取れなかったり、晴れ走行よりいろいろリスクは増える。

雨はいつ降ってくるかわからないし、メーカーでも雨天テストをしているので
雨がダメというわけではないが、そのまま放置しておくのではなく
雨天走行後はケアが必要。同じくサーキット走行は短時間にバイクの限界値で
走るので、走行後ケアが必要。
どちらも、共通しているのは掃除。
我々も整備や部品の交換の中で時間を要するのが掃除。

地味な作業だが、掃除をしてからでないと新しく施した整備が生きてこない。
我々がどこを求めて整備するかの基準は新車の状態。
そのためにはまず、新車のように部品それぞれがきれいでなければ
いけない。パッド交換の場合、交換すれば目的は果たされるが
見た目にも、フィーリングもより新車に近い状態にしたほうが
お客さんも喜んでくれる。


作業的にも汚れたホイールでタイヤ交換をしたら
手の跡だらけで余計に汚くなり、汚れた手では作業もしにくい。

だから、ライテックで作業するときは掃除しながら

拭き取りしても汚れが広がる状態のものは洗ったほうが早くきれいになる。

motoGPでも雨天走行や転倒してグラベルでホコリまみれになったバイクは
バラシて洗ってる。(エンジンにホコリが入ったらトラブルの元)



カスタムやチューニングも大事だがまずはバイクをきれいに保つことが
快調にトラブルなくバイクが走ってくれる条件だと思う。
(バイクはシャワー浴びれないので)
2019.06.29
最近のバイクは最新の電子制御やGPマシンばりのパワーが
おごられているが意外と昔っからのまんまのところも多く
基本的な形態は変わっていない。
一般的なバイクは
タイヤが2個。
フロントフォークも2本。
フレームにスイングアーム。
チェーンにスプロケット。
(最近ヤマハでタイヤが3本、フォークが4本のがあったが
オイル漏れしたらどうすんだ?ってかバイク?)

エンジンも一般的なレシプロエンジン。
インジェクション化やチタンなどの素材、爆発間隔なんかが
変わった以外は構造的には大きく変わっていない。
それでいて、結構メンテが必要だったり傷むのも早い。
車が結構ノーメンテでも行けるように作ってるので
オートバイはどうしても高いイメージ。
結構、整備も予算抑えめに頼まれるのも辛い。
タイヤ代、サスからのオイル漏れ、まめなメンテのチェーンなど
車とは違い、10万キロ乗るには、それなりに維持費がかかる。



これだけ急速に進化している割にまだまだオイル漏れも多い?

ヘッドカバーガスケットからのオイル漏れは減らない。なぜなら昔から同じ作り。

ただのフタなのだが熱や経年劣化の影響なのか。

100%漏れないという構造は難しいのだろうか?
整備もする箇所なので接着剤的なものは使えない。
消耗品的に考えるか?
お店の床にシミが出来るのでチェックしたら配線伝って
エンジン内部からオイルが出ている車輌が。

伝って出てくるって...

ここのにじみも昔から変わっていない。

ここはこのゴムのところから出てくることは多いのだが、まさか配線。

なぜなら昔から同じ作り。
今の技術なら違うやり方で対処できるような気もする。
年々整備性が悪くなっている。整備の必要性がなくなったり
壊れなくなったらそうゆう作りにしてほしい。
ドカのクラッチが乾式から湿式になったのは
お店的にも(トラブル減る、中古仕上げコストダウン)
お客さんにも(消耗は国産並み、発進がしやすい)
良い結果。
(予算があれば、切れもよくかっこいい乾式!なのは変わらない)
