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2012.09.06

伝説のタイム

昨日は現地に着いたのがAM3:30。空を見上げるときれいなリング?

トランポで熟睡していると、コンコン、コンコン。
寝惚けているので家だと思って「誰だこんな夜中に」って玄関開けようとすると
玄関なんてあるはずもなく窓の外には筑波の守衛さんが!
寝始めて2時間後には守衛さんのモーニング”コンコン”で起床。ッてもう朝か!?

ピットを取る為、頑張ってきただけあってギリギリ28番ピット確保!(ちなみにピットは30番まで)

水曜はバイク屋さんが休みだったりして結構混むのだ。しかも、来週はツーリストトロフィーがあるのでさらに混んでいた。もちろん、B・O・T・TもあるのでDUCATIは20台以上来ていた。

ちゃんと場所取りしてお客さんのセットアップで、自分の走行はあくまでもおまけです。
(このあと後悔する事に)

それにしても、暑い。気温も30℃オーバーで路面温度も50℃近く。転倒・赤旗も多かった。
お客さんも成果のある練習を無事に終えいよいよ店長の出番。

店長の走行は1本目が12:30で2本目が2:30。午前中にほとんどレースの練習で来た人は走りきった感があり午後の走行台数は少なめ。まずは久しぶりというかGPタイプマフラーで走るのも初めてだ。車高も変更したし最近余り乗ってないのでタイヤもやや青くなっていたのでまずは様子見でゆっくり走行。(←これみんな言い訳(; ̄ー ̄A)

始めはペースがなかなか上がらず接地感が全くない。接地感がないので余計にペースが上がらずますます悪い状況に。ペースが遅いのでヘアピンでは切れ込んでくる。2~3度「ガクッ!」と切れ込み冷や汗が(;´Д`A “`

一度ピットに戻り空気圧を見るとペースが上がらないので下ってしまっている。もう少し、圧を高め再びコースイン。

少し軽快になったが体(実は脳ミソ)がバイクを寝かせる事に抵抗を持ってしまいコーナーリングで全然走れない。DESMOSEDICI RRはモトGPマシンレプリカというだけあって高荷重設定。フロントにもガスタンク付きのサスペンションを装備していて他のDUCATIに比べたら沈み込みの踏ん張りというか反発力があり強いブレーキングと高いスピードでコーナーに進入しないと沈み込まず、コーナーリング中の速度も高くないとすぐに沈んだサスが戻ってきてしまう。

もちろんタイヤのグリップ力もないとこの反発力でタイヤが逃げてしまう。だからペースが上げられないとどんどん悪い状況に陥って行く。わかってはいてもストーナーのようには出来ないのだ。
かといってこのまま引き下がるわけにも行かない。とにかく転倒は出来ないが、もう少しまともに走りたい。1本目の走行は楽しめずに終わってしまった。

気を入れなおして2本目の走行も理性と戦いながらの走行。しかも、2:30からの走行は台数が少なく筑波サーキットにはDESMOSEDICIのエンジン音が響き渡る。GPマシン並みのサウンドなのでアクセルの開閉がバレてしまう...(; ̄ー ̄川
それでも、直線(-“-;Aとブレーキングは頑張りコーナーは無理せず出したタイムは1分13秒(@Д@;

こんな日もある。反省モードと現場で遭遇した自称”やんちゃな”ワークスライダーの貴重な話で筑波はすでに静まり返っていた。

帰りの車中はリベンジに向けてとんでもない作戦を企てる店長であった。