中古車 15ヶ月保証
サーキット車も頻繁な整備はもちろん、ストリート車のほうも
渋滞など半クラも多くクラッチに過酷なので、ノーマルより早目の整備が必要。
基本的に乾式クラッチは湿式より消耗が早いので厚みの確認と清掃が主な作業。
純正は6本のボルトを外せば、オイルが出ることもなく消耗度合いの点検や清掃はできる。
しかし、純正でも748Rや1098Rなどスリッパークラッチが標準装備の場合
スリッパー面のグリスアップなどで中央の高いトルクで締まっているナットを
外す必要がある。
ダイヤフラムスプリングのSTMスリッパークラッチはクラッチ板を外すだけでも
中央の高いトルクで締まっているナットを外す必要がある。
もちろん専用の工具がいる。(純正も専用工具は必要)
旧タイプのスパイダースプリング。板状のスプリングなので、消耗品。
折れたりしていることもあるのでクラックなどないか点検。
現在はさらに進化した形状。
(ドカ純正も写真のようなスプリング。スパイダーというよりトータス?)
(STMの新しいものは種類があり、スリッパーの効きはじめが好みに合わせられる)
クラッチ操作(重さ)に関係のあるダイヤフラムスプリングも
使用環境やクラッチ操作軽減などに合わせて数種類ある。
各部グリスアップ。回転する部分なので付けすぎると遠心力で飛び散り
クラッチ板についたりすると滑ったりするので適度に。
クラッチ版は厚みは問題がなかったが、オイルが付着していて
にゅるにゅるする。板も真っ黒。
エンジンオイルがどこからか漏れている。
点検を進めていくとあるべきところに、Oリングがない!
消耗品ではないので、組付け時に入れ忘れられたか?
(ライテックじゃないです(; ̄ー ̄A どっかの他店)
在庫から探して取付。
クラッチ板まだ使えるので洗浄。右は洗浄後。
乾式クラッチが、湿式クラッチじゃ意味がない?(@Д@;
クラッチだけでも、いろいろと注意してみるところがある。
ライテックの中古車はバイク1台分、同じように細部まで
点検して整備するので中古車15カ月保証ができる。