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2017.02.04

タイムUP!

今日は昼間、結構暖かかったのでツーリングやサーキットに行った方も多いのでは?

よく、サーキット帰りの人に「今日は1秒つめようと思ったけどダメだった」と
言われることがありますが、「たかが1秒、されど1秒!」

1周の距離にもよりますが、1周が5キロのコースなら行けそうな気もしますが
1周が2キロのコースだと1秒短縮は結構大変です。

ミニバイクコースで1周500mで1秒や陸上競技の100m走での1秒短縮は
相当なことなのは想像できると思います。

全ての競技に共通しますがレベルが上がれば上がるほど0.1秒縮めるのも
難しくなります。(MotoGPの予選を見ていると0.01秒とか0.001秒レベル)

 
だから、サーキットに行く人はラップタイムをただ計るだけではなく、記録し
記録したものをよく研究すると、ベストラップ出た周がどの周だったかわかるはずです。

ベストタイムだけしか目を通していないと、わずかな短縮にも気付かず
セッティングを変えてしまったり、乗り方を変えてしまったりします。

これがよく研究していると、この周はラップタイムが落ちているけどイエローフラッグが
出ていたとかシフトミスしたとか、この周はうまく旋回できたからいいタイムだったとか
わかるので、あそこのコーナーはもう少し奥まで進入できるから0.1秒短縮とか
コーナーの立ち上がりがもたつくからスプロケットを1丁上げれば立ち上がりで
0.1秒つまって何秒くらい出せそうとイメージトレーニングが出来る。

理想のタイムと近づいてくると実走行でも反映してきます。
(PANIGALEのストップウォッチ表示)