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2017.12.13

2トン

今日は整備主任講習の技術編があり千葉運輸支局近くの教育センターまで。

例のごとく、国産4メーカー主体の講習でホンダ・スズキ編とヤマハ・カワサキ編
なので外車に関しては全く触れない。
昨年はヤマハ・カワサキ編だったので今年はホンダ・スズキ編をチョイス。
こういう講習はNEWモデルの新機構や電子制御ばかりで
現時点であまりすぐ使う情報ではないことが多いので
両刀使い?(保険の勉強?)(; ̄ー ̄A

まずはスズキ編から。最新のGSX-R1000をベースに講習が始まった。
しかし始まるや否や何やら興味深い話が耳に入ってきた。
普通に聞いていたらニューモデルの商品説明なのだが普段の整備と
照らし合わせながら聞いていると色々と気になるフレーズが出てきた。
そして休憩時間にそこで出たというか普段から気になっていた
マニュアルに答えのない普通の人が疑問に思わないようなマニアックな
質問すると想像以上に回答が返ってきた。
(いつもはピットでイッキュウさんとそんな会話が日常行われている)

講習をしてくれるのはメーカーのサービスセンター(の中の教育部?)から
来ている人なのだが、あまりにも詳しいので開発の人かと思う位だった。

現場サイドではメーカーの想定外のことが起きていて、マニュアルや診断器でさえ
解決できないことは多々ある。ユーザーと直接接し、バイクを直接扱っている
我々バイク屋のほうが早く実際の情報を把握するので、対策や解決策が正しいのか
見えてこないこともある。

サービスセンターはメーカーなのである程度の情報は得られるが
そこから先は情報収集に努力しているとのことで今回の(変な?)質問にも
ちゃんとした回答をしてくれた。
ちょっとした疑問でもしっかりとした回答を得られることで
より精度の高い仕事が出来て、さらにもっと完成度を上げることが出来る。

メーカーは違えどもバイクに対する情熱を感じた。
強い味方が増えた感じでモチベーションが上がるような講習会になった。

「2トン」はどこに?( ̄ー ̄;

ピストンとコンロッドのジョイントの役目をするピストンピンには
理論上?2トンほどの力がかかってるっていう興味深い話で
サボる予定が釣られた (-“-;A …
(そんな、あなたも「2トン」に釣られて読んでませんか?)

追伸
そんな店長に釣られて忘年会?(という名の飲み会?)
16日土曜(都賀駅周辺)
第一部 17:00~
第二部 19:00~
(詳しくは(はじまる前に)お店まで)