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2018.01.29

エアクリーナー

中古車仕上の996。
エンジンオイルなどの油脂類は納車直前に交換するが
仕上げの時点で交換出来るものは交換。

その一つがエアクリーナー。

一件、普通に見えるエアクリーナー。
大丈夫なように見えるが、ちょっとさわっただけで
”わたあめ”のように形が崩れていく。

通常スポンジタイプは洗うことができるが、
これでは一瞬で溶けてなくなってしまう。(左側は大丈夫な見本)

スポンジタイプのエアクリーナーは通常少しオイルで湿らせるのだが
カラカラに乾燥してしまうと全然汚れていなくともボロボロに崩れてしまう。
(原付のエアクリーナーとかも多いのでイタリア製だけというわけでもなさそう)

実際に車検で前回交換してから2000Kmも乗っていないから大丈夫?という
ことはなく日頃の手入れ次第で耐久性が変わってくるのだが
ここで伝えたいことはこの部品の重要性!

916シリーズの構造上、このエアクリーナーが崩れてしまうと崩れたもの自体を
エンジンが吸ったり、このもろさでは跳ね石で小石や異物は貫通し
いとも簡単にエンジン内に入ってしまう。

アッパーカウル下の三角形のところに網があるのでそれ以上大きなものは
入らないが

ダクト内のエアクリーナーを通過すると

タンクの下はすぐに吸気口→エンジン

前回いつ交換したかわからなかったり、時間が経っていたら即チェック!
まずは、指で押してみて弾力があればOK。穴が開いたら即交換!(>▽<;;

チェーンスライダーに続き、916シリーズの定期チェック項目!

チェーンスライダー同様、エアクリーナーの在庫もたくさんあります~

PS
カウルの裏についている、スポンジも崩れくるとボロボロになるので
なくても大丈夫なマットなので取っ払ってOK!

とくに、モンスターなどのタンク裏についているものが崩れてくると
近くのダクトから吸込む可能性大。
(モンスターは紙のエアクリーナーなのでそれ以上は中に吸いませんが)