レーサーの作り方 その2
昨日はエンジン整備以外に軽量化や清掃で終わってしまったが
今日はスポーツ走行を楽しむための基本カスタム。
まずは、タイヤ。新車で付いているタイヤでもいいのだが、ペースを上げるなら
ハイグリップタイプに変更。悩んだ時は、スタッフに相談すればペースや乗り方で
お客さんにあったものをおすすめします。中古車の場合、製造年が古いものは即交換。
そして、タイヤ交換でホイールを外したら同時に出来る作業。
フロントはディスクプレートを放熱性の良いサーキットに適したものに。
作業後
サンスタープレミアムレーシングをチョイス。
空冷モデルは馬力と軽さのバランスから
ワークスエキスパンドではなく、厚みも、一般的な5mm厚。
PANIGALEなどのホイールは軽いが、SS1000DSのホイールは重い。
少しでも軽量化のため交換。また、丁数を変更することで加減速の多いサーキットでレスポンスをあげることが出来る。
ノーマルは少しまったりとした味付けなのでスプロケット交換も必須。
サンスタースプロケットの重さ。この一つのパーツで約500gも軽量できる!
足回りのパーツは、汚れるので地味なパーツですがグレードアップすれば
機能だけでなく見た目もきれいになり、その後の整備性も向上。
そして、交換したディスクと組み合わせて変えたいのがブレーキパッド。
効き向上と安定性(最初から最後まで同じフィーリング)で、しっかり速度をコントロール。
効き、コントロール性抜群のメタリカのスペック3に交換。
これもまた、同時作業になるがキャリパーの清掃。
清掃前はクモの巣がw( ̄Д ̄;)w
まめに清掃していれば作業時間はかからないが、かなり汚れてしまってからでは余計に時間がかかる。
スプロケットも交換したら、ドライブチェーンもフリクションの少ないものに。
ここまで、痛んでいたらフリクションとか関係なく即交換!
他にも、ブレーキオイルやステップ、レースカウルなど...
やっぱり、レーサー製作は3日必要。( ̄_ ̄ i)