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2015.08.09

MotoGPテクノロジー

エンジンオーバーホール中のDESMOSEDICI RR のギアボックス。

随所にGPテクノロジーを感じることが出来る。

パッと見すぐにわかるのは軽量化のために肉抜き加工されている場所が多い。
スカスカのシフトドラム。

ドックの穴も貫通させて計量化。1gでも軽く出来るならばと言う感じだが
パワーに負けないよう強度を損なわないよう配慮されている。

一般のモデルではあまりココまで肉抜きしていないので見てすぐにわかるほど
軽量化を追及している。

このミッションはカセット式なのでエンジンを分解しなくてもアッセンブリーで抜ける。

国産のレーサーレプリカやMVアグスタ F4などに採用されているが
アッセンブリーの取り出し、取り付けがしやすいような加工もされている。
これも、他のモデルではここまで加工していないので気付くことができる。

テクノロジーが注ぎ込まれたミッションは手で回すと一般の車輌にない
フィーリングで気持ちよく、変速する。

探せばまだまだ気付かないくらいの技術が注ぎ込まれていると思えるパーツ群だ。

そんな究極のマシンたちのバトルが4週間ぶりに始まる。
MotoGP後半戦は8月にいきなり3戦だ。
地上波は
第10戦 インディアナポリスGP 8月13日(木)午前1:59~2:59
第11戦 チェコGP         8月17日(月)午前2:10~3:10
第12戦 イギリスGP       8月31日(月)午前1:40~2:45

中盤に来て、前半の勢いが見られなくなったDUCATI勢。
後半戦で是非優勝を飾って欲しい。

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