2020.12.19
本当のカスタム?
インジェクターからガソリンダダ漏れでガソリンタンクが空っぽ。
非分解な部分だが自分で分解してしまったそうで結果高い修理に。
出たガソリンがエンジン内に進入しオイルも通常3.5Lくらいだが5L近く出てきた。
このまま乗っていたらオイルシャバシャバでエンジンも壊れるのでオイル交換。
オイルのドレンボルトもゆるゆる?
ユーザーがいじって、壊してしまうケースは非常に多いのが現状。
(お店に入ってくる6割の修理は壊した、元に戻せない等)
(バイク屋?に頼んだが出来てないってのも多い))
【よくある例ドカの場合 ほんの一部】
カウル編
・ビスをなめる。
・ツメを折る。
・自分で外して傷だらけにする。
乾式クラッチ編
・乾式だからと、ばらして、クラッチディスクの向き、順番を間違う。
・クラッチスプリングを止めるビスの部分を折る。
・レリーズのエア抜きが出来てない。
足回り編
・ホイールのカラーの向きや位置が違う。
・フロントホイールの向きが違う。(スピードメーターがセンサーになったモデル)
・ブレーキパッド(パッドピン)がはまっていない。
916編
・タンクと燃料ホースを接続するカプラーを折る。またはOリングを傷つける。
・バックミラーのネジを折る。(もともと折れやすい構造なのでトルク過大か斜めに入ってる)
・エアクリーナーが表裏逆(=左右逆)
・チェーン交換で片持ちスイングアームハブを間違えて180°反転させて組む。
1199編
・エアクリーナーを清掃したあと、インジェクターのカプラーを前後逆につける。
カスタムパーツを付けても、うまく装着できていないと機能が発揮できなかったり
逆にダウンすることもあります。
たまに、すっごくカスタムしてあっても、タイヤの空気が全然入っていなかったり
するとすごく残念です。
バイクをいじるのには知識・道具(工具)は最低必要なので
スパナだけしかないという方はやらないほうがいいし
その前に、まず基本の状態がしっかりしていないと
逆効果になることも。
中にはお店が忙しそうで申し訳ないとご自分でやる方もいらっしゃいますが
お店が、いつまでたっても混んでるのはこうゆう事実もあるので
簡単そうな事ほど、落とし穴がありますので今一度作業前にお考え下さい。
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