2018.02.05
2018.02.03
打開策
最近のエンジンはコンパクト化が進みどうやって組み立てたのか?
っていうくらい工具が入らない。(@Д@;
分解するときはメガネレンチなどで外せるが、組み立てるときは
”思いっきり”とはいかず締めすぎず、ゆるまない、メーカー指定の
締付トルクで締める必要がある。
規定トルクで締付けるためのトルクレンチは認証工場では必須の工具。
かけるトルクにより通常は3本くらい必要。
しかし、コンパクト化するエンジンに対応するためヘッドが
交換できるトルクレンチやトルクだけでなく締付を角度で
決める箇所に対応したものなど作業の範囲が広がると
必要な工具の範囲も広がる?(; ̄ー ̄A
締付を角度で管理するものは頻繁にやる場所ではないが
ないと先に進めないので昨年、画期的なトルクレンチを導入。
(トルクレンチに分度器を付けるものもあるがより精度を上げるために)
2018.02.02
進化
現在はDUCATIもたくさんの排気量やエンジンタイプがあり、
同じようにスリッパークラッチの種類も増えたが
その中でも1番スタンダードなエヴォルツィオーネ。
1月末までやっていた下取りキャンペーンを使ってお得に導入。
同じタイミングで中古のエヴォルツィオーネも出た。
見た目はほとんど変わらないがレーシングパーツだけあって常時進化している。
1番の違いはスリッパーの機構をつかさどるスパイダースプリング。
クモのような形をしているのでスパイダー?旧タイプはどちらかというとカメ?
このスプリングはバネの強さが数種類がありスリッパーを効かせやすくも効きにくく好みで調整できる。
そしてもう一つ大きな進化が。スリッパー面のスライドする面をボールで
なめらかにしているSTMだがやはり定期的なグリスアップが必要になる場所。
(旧タイプの画像)
そこでさらに耐久性を上げるためにアルミのボディーに鉄素材を埋め込み
耐久性を向上。
他にも多くの進化が見られ初代から比べるとかなりの進化をしている。
どれだけ進化してるかが分かるのは店長もイッキュウさんも初代モデルから
取付けしているから。
同じように純正部品なのに素材が変わったり形状が変わっているものが多くあり
「やはりそうなったか」とイッキュウさんといつも科捜研?のように推理・検証しあっている。
そんな変化に気が付き、置いていかれないように店長もイッキュウさんも
進化の過程に繊細に反応している。(; ̄ー ̄A
そんなわけでライテックはいつもストイックな空気?専門的な空気?がプンプン
漂っているがお客さんへの説明はわかりやすく優しくを心がけています。
2018.01.29
エアクリーナー
中古車仕上の996。
エンジンオイルなどの油脂類は納車直前に交換するが
仕上げの時点で交換出来るものは交換。
一件、普通に見えるエアクリーナー。
大丈夫なように見えるが、ちょっとさわっただけで
”わたあめ”のように形が崩れていく。
通常スポンジタイプは洗うことができるが、
これでは一瞬で溶けてなくなってしまう。(左側は大丈夫な見本)
スポンジタイプのエアクリーナーは通常少しオイルで湿らせるのだが
カラカラに乾燥してしまうと全然汚れていなくともボロボロに崩れてしまう。
(原付のエアクリーナーとかも多いのでイタリア製だけというわけでもなさそう)
実際に車検で前回交換してから2000Kmも乗っていないから大丈夫?という
ことはなく日頃の手入れ次第で耐久性が変わってくるのだが
ここで伝えたいことはこの部品の重要性!
916シリーズの構造上、このエアクリーナーが崩れてしまうと崩れたもの自体を
エンジンが吸ったり、このもろさでは跳ね石で小石や異物は貫通し
いとも簡単にエンジン内に入ってしまう。
アッパーカウル下の三角形のところに網があるのでそれ以上大きなものは
入らないが
前回いつ交換したかわからなかったり、時間が経っていたら即チェック!
まずは、指で押してみて弾力があればOK。穴が開いたら即交換!(>▽<;;
チェーンスライダーに続き、916シリーズの定期チェック項目!
チェーンスライダー同様、エアクリーナーの在庫もたくさんあります~
PS
カウルの裏についている、スポンジも崩れくるとボロボロになるので
なくても大丈夫なマットなので取っ払ってOK!
とくに、モンスターなどのタンク裏についているものが崩れてくると
近くのダクトから吸込む可能性大。
(モンスターは紙のエアクリーナーなのでそれ以上は中に吸いませんが)
2018.01.26