2022.05.18

トラブル回避術

毎日~♪毎日~♪僕らは鉄板の~?
って口ずさむくらい、毎日、毎日修理で
パーツの更新も、ブログの更新も手が出ない。

作業が終わったと思えば、レッカーで続々と
運ばれてくる。(-_-;)

トラブルを歓迎する人はまずいないと思うが
未然に防いだり、損傷を拡大させない回避術がある。
外車は良く壊れるというのは間違いないが(否定しない)
店長のバイクはトラブルに見舞われたことはない。

なぜか!?

隅から隅まで、きれいにしているから。
当然、サーキット走行やハイペースな走りで
メンテナンスを必要とするので常に最高のパフォーマンスが
発揮できるよう点検しているがほとんどの時間が
清掃から磨きだ。


とくに、汚れやすい足回りは入念に。
ブレーキ周りはお客さんは、あまりいじらないほうがいい。
(自分でやって不調にするパターン多し)


オイルが漏れると高くつくサスペンション周りは走行後
ホコリを取る程度でいいので磨いておきたい。

そして、一番よごれるチェーン周り。

チェーンオイルを注すのは良い事ですが、ほとんどの方が注し過ぎです。
これは、注しすぎたチェーンオイルとチェーンオイルに付いた砂やホコリの
かたまり。

どれだけ付着していたかきれいにするとわかる。

砂やホコリの混ざったじゃりじゃりしたチェーンオイルが
各部のスライドする部分やオイルシールに付着し傷をつけ
オイル漏れを起こす原因に。

いっぱいチェーンオイルを注しても走ると遠心力で飛んでってしまい
リアホイールやシートカウルが真っ黒に。
1周注せばOK。つけ過ぎたら余分はウェスで拭きとる。

カウル類もワックスつけ過ぎるとヌルヌル、ベタベタしてホコリを
呼び寄せキズが付きやすくなり。
とにかくケミカル類は、化粧のように薄く、薄く。
われわれは業務で使うのですぐになくなるが
一般の人が使う分には1本あればかなり長く使えるはず。

いつも、きれいなバイクはトラブル知らず!

2022.05.08

検証2

GWも残り1日。
なかなか不安定な天気で出かけにくい陽気でしたが
どこかに出かけたり、普段できないことなどをこなしたり
出来たでしょうか?

店長はようやく自宅のかたずけが80%完了し
「ここは自宅じゃないって!Googleさん!」
(携帯ならGPSでずっとここにいるのがわかるがPC表示までも)

2年ほど手が付いていなかった”繊細な作業訓練”(通称ガンプラ)に
着手出来そうだったが瞬間接着剤が...氷柱?

またしばらく訓練延期(-_-;)

話は戻るが、検証の続き。
これから、気温が上がってくるのでV4ユーザーの参考になれば?
診断機につなげば数字化できる。

エンジンをかけてない状態で水温が低いと最初はグレー。

診断機で見るとほぼ外気温

19℃は吸気温度で、24℃がクーラント温度(水温)。

エンジン始動!
最初に1コマ白いブロックが表示される時は40℃

2個目のブロックが表示される時は70℃

80℃を超えてくるとエンジン音が変わる。
水温の上昇を抑えるため4気筒から2気筒に。(ニュートラル時)

3個目のブロックが表示される時は90℃

そして104℃でファンが回り、外気温が22℃くらいだと
それ以上は目盛りは上がらない。

それにしても、1度上がるのに1分かからないのに
1度下がるのに10分くらいかかる。

温度が上がった状態が続くと、クラッチ系統やリアブレーキ系統で
エア噛みを起こしたり、全体的にいいことはない。

DUCATIを快適に乗るには、いくつかポイントがある。
渋滞にはまらないように、朝早く出かける、
信号・車の少ないツーリングルートの選定、高速道路を多用する。

乗り方的には出来るだけ走行風をあてる。
店長がよくお客さんにするアドバイス「飛ばしてください」はその事(-_-;)

2022.05.03

検証1

今日から2日間ライテックもGW?

なんとなく予感していた...

初日は久しぶりにお店のツーリング。
修理が多すぎて(バイクが壊れやすいというか、診れる店がない)
今年はイベントは4月のレースだけ(レポートが...(・・;))

店長号も、お客さんの整備優先で整備が行き届かない。
しかし、バイク屋さんのバイクが整備不良ではどうしようもない。

時間がなくて、前回の隙間時間にフロントブレーキオイルはやったので
クラッチオイルとリアブレーキオイルの交換。

少しバージョンアップも

高さよりも、クリア度が重要。
DUCATI PERFORMANCE製

純正スクリーン

純正は目線の高さにスクリーンの高さ(切れ目)が重なるので、速いバイクには不向き。
歪みもあってくっきり見えない。

装着後の雰囲気

他にもシフトフィーリングを変える部品のテスト。

時間がないので、ツーリングで試す。(-_-;)

もう一つV4で気になってたことがある。
水温の表示

今までのモデルのメーターはちゃんと数字で表示していた。
LOのところが40℃過ぎると数字で表示される(1098)

V4はバー表示で数字が出ない

検証の結果は...

つづく
(そろそろ行かないと間に合わない?)

2022.04.23

天敵?

日曜の天気予報があまり良くない。
そうすると、納車が進まないので土曜に納車できるよう
全ての作業を早める。

洗車や試乗は、雨や暗くなると出来ないので
いつも、日没との闘い。

あ~夜でも洗車できるところに移転するか~
とにかく、急いでダダオイル漏れ(オイル、ダダ漏れの業界用語?)と



キャリパーの清掃

素早く、かつきれいに3倍のスピードで作業していると

近所の子供がバイクの周りを自転車でぐるぐると
「バイクカッコいいな~」

店長:(無視、無視、無視、こうゆうのは関わっちゃいけない)
子供「アンパンマンだ~」

赤ちゃん用の歯ブラシで細かいところを磨くやつだ。

しばらくすると、子どもの気配がしないので「きっとドラゴンボールか
鬼滅の刃のキャラクターマイ歯ブラシ取りに行ったな。」

思った通り子供がやってきて
子供「見て見て!」

店長「わぁッ!」

実際、持っていた虫は

「早く元のところに帰してきなさい。」(;-_-) =3 フゥ
こんなことしている場合じゃない。どんどん暗くなっていく。

ヤツがいない。気になる。嫌な予感がする。
店長「ウッ!」

なんだ、今度は何持ってきたんだ(-“-;A
脅える店長に((゚Д゚ll))ガタガタ

子供「虫嫌いなの~?」
店長「そっ、そんなことない」

キャー

きっと子供は家に帰って
子供「バイク屋さん、虫怖いんだって~」
母「大の大人が、虫くらいで」
なんてこんな顔や

あんなことしながら

きっと次の作戦を考えているに違いない...

虫に負けず頑張ってきれいにしたが...やっぱ移転しようかな。



2022.04.22

お説教

DUCATI三大疾病?どのモデルも対象

1、クラッチレリーズオイル漏れ

社外品でもなることも(レリーズの墓場?(・・;))

最近はワイヤーモデルも増えたので、心配はない?

2、レギュレーターパンク(接続カプラー焼け)

風の当たらないところに設置されているとパンクしやすいが、充電不足(あまり乗っていない)、渋滞にはまると
パンクしやすいので、定期的に乗って、しっかり電圧を維持して、カッ飛ばして風を当てればパンクしにくい。
(バッテリーが弱いのに飛ばす(サーキット走行等高回転)と一気に仕事してパンクするので見極めが重要)

3、リアブレーキエアがみ(ブレーキペダルがスカスカ)
最近、片持ちスイングアームのABSに多発。
とくにモンスターはブレーキホースがマフラーの真横を通っているので
なりやすい。ペダルがマフラーにあたるくらい踏み込んでも効かないので要注意。
使うブレーキオイルや走り方(とにかく風を当てる。渋滞にはまらない)で
軽減可能。あとは、しっかりエア抜き出来るところに定期的にブレーキオイル交換を依頼。
通常通り抜いてもエアは抜けない。

キャリパー外して、ひっくり返してうまくエアを抜く。

しかしながら、ホイールが邪魔してやりにくい。
片持ちなんでナット1個外して...
マフラーも外さないと...((`△´))

最近はパニガーレのヘッドカバーオイル漏れもランキング?が上がってる。

これもまあ、シートレール取るとか大がかり。

まあ、この辺までは店長もガマン、ガマン(-_-;)

しかし...

ヘッドカバーガスケット交換で横の遮熱カバーのネジが
工具が入らず取れない。

工具が入ってもネジが回らない。

工具が入ったとしても...
「誰ですか!こんなとこにネジ付くように設計したのは!」
「OKだしたのも誰ですか!」

こんなとこにネジ付いてたらいつまでたっても家に帰れない!
だから、ココは自宅じゃないって!

携帯の情報が職場が自宅の住所で、自宅が職場の住所に...(-“-;A

最近、ブログに修理ネタ上げると何件も修理依頼や問い合わせが来るので
しばらくは、違うネタか?

問い合わせが来てほしいのは、カスタム?求人?

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