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2010.11.12

ツーリング前に

最近、ライテクの相談というかすでに転倒してしまってからの相談が多い。
やはり気温の変化に対応が出来ていないケースが多い。
サーキットでタイヤウォーマーを使っても転倒してしまうケースも。
タイヤは暖まっても路面温度は低い季節なのです。

ツーリングでも家を出てからすぐの交差点や峠でも休憩あとの1個目(2・3個目も)のコーナーとか
右が続いた後の左コーナーとか(その逆も)意外と身近なところにリスクがあることをいつでも
あたまのどこかに置いておく必要がある。
もちろんサーキット走行でも。ピットロードやピットイン直後や赤旗でピットインしてそのあとコースイン
したときもすでにタイヤは冷えている。この辺の転倒はいくらでも防げる。

他にもマシン的に厳しい部分のあるケースも。ツインリンクもてぎなどはブレーキに厳しいストップ&GOー!のコースなのでノーマルブレーキではある程度線引き(抑え目)が必要。
ビックネイキッドやZZR1400や隼などスピードは出るが車重があるタイプは85%くらいで走るのが
おすすめ。100%で走ると10分位走行したらペースも上がりブレーキに負担がかかりフェードすることも。
ブレーキオイルを全然交換していない場合も要注意。GPマシンでさえもてぎはハイマス?タイプを使うくらい厳しいコースなのです。

通常のカーボンディスク(YZF-M1)

もてぎなどハードブレーキングコース用ディスク(Desmosedici GP10)
メーカーは両方bremboですよ~(誰だ色が違うとか言っているのは?)

そしてサスペンションもレプリカタイプに比べツーリングタイプでは乗り心地重視でソフトな設定で
あれば筑波の最終コーナーではフルボトムすることも。標準タイヤではその前にリアが滑り出し
それ以上無理を出来ないがハイグリップタイヤを履いてしまうとグリップが良くなる分サスペンションに
ストレスがかかる。そのまま攻め続けるのはやはりリスクが高い。ツーリングタイプだとサスの
調整機構もほとんどついていないのでやっぱり抑えて走るのが良いのだがそれを克服してくれるのが
アフターパーツ。
OHLINS

バネレート交換も好評です~

brembo

marchesini

ただ闇雲につけるケースが多いがブランド・使用条件・製品仕様をよく吟味して
楽しく安全に走れるように選びたい。そしてただ付けて終わるだけでなく
自分のレベルや使用状況に応じセットアップにチャレンジして欲しい。
同じバイクでもこんなに違うのか!というくらいマシンのセットアップでマシンは大きく変わる。

この前、今年になってトライアンフのストリートトリプル675で筑波を走り始めた
お客さんの話を聞くともうサスが限界!という感じだったのでOHLINSをすすめ交換したら
店から家に帰るだけで”目から鱗”状態だったそうな。
デイトナ675ならもう少し頑張れたかもしれないがストリート重視よりの設定のバイクではペースが上がると限界は低いところに。(それでもサーキットは走れちゃうから最近のは凄いよ。爺じゃないが昔は...)

明日から始まるOHLINSのキャンペーンのプレゼントは実践を交えた新作!

もちろんライテック(店長)もお手伝いしますので日曜のツーリングはいつもと違った
意識で乗ってみるとさらにバイクの楽しみが広がるはず。

まだまだ参加者募集中~