2021.10.27
転倒後、ギヤの入りが悪く、チェンジペダルが戻らない症状で入庫。

もう、いつものやつしかない。
エンジンオイル抜いて、冷却水抜いて、左エンジンカバー全開!と
行きたいところだが、”いつもの”ネジなめ。

またこれで、時短どころか延長?

でも、新技?でうまく外れて”いつもの”本題へ

外からは見えないが、転倒したときにチェンジペダルを強くヒットしてしまうと
カバーの中の、シフトレバーの固定ネジが緩み正規の位置からずれてしまう。

しかし、今回は緩んでいない。専用の工具で、規定値を合わせるため
ボルトの穴が長穴なのでネジが緩むと位置が変わりやすいのだ。

固定ネジが緩んでないけど、ずれてる。

ネジが緩んでるだけなら、この状態で調整できるが”いつもの”とは違う?
バカトルクで締まっているフライホイールを外し、シフトレバーを点検。


他のストックと比べると~
リターンスプリングのとこがチョと違う。

シフトレバーに2種類のスプリングが使われているのだが
ペダルを元の位置に戻すリターンスプリングの形状が明らかに違う。
(右がダメな方)

距離も走っているので、もう一種類のスプリングも交換。

正規の位置に調整。

そして、バカトルク330Nm(1199などの片持ちリアホイールナットが230Nm)で締めるのだが
空回りしてしまうので、サイドスタンド外して専用工具で固定。

人間が浮いてしまうような締付トルクで締めこんだ後は
”いつもの”液体パッキン剥がし...(-_-;)
2021.10.25
最近のバイクは機能性よりデザイン重視のバイクが多く
整備性がひじょ~に悪い。
カウルの脱着から

センターロックで、ナット1個外すだけで
ホイールが外れるはずの片持ちスイングアームも
マフラーを外さないと外せないありさま。


それが、帰れない理由?
他にも、あきらかに人災と思われる整備。
ドレンホースが、ちゃんと通っているかエアでチェックすると
ドレンホースの下側からエアの気配がない。

フランジを外してみると、2本のホースがつながっていない。

これでは、雨や洗車の水がタンクの中にダイレクトに入るだけでなく
ガソリン満タンにしたら子のホース伝ってガソリンが出ちゃうので
火災の危険性が∑(=゚ω゚=;) マジ!


すでに、水が入った痕跡が(-_-;)

壊す人が、いれば当然仕事はエンドレス?
深夜にわたる作業で、静まったピットに霊気を感じる店長。
次の瞬間、目を疑うものが

破れた障子か?ε=\__(ΦωΦ)_ ズコー

これも、ある意味人災?

本当はこんな形状と色?(もちろん右側)

メンテナンスを怠ると幽霊が出る?じゃなくて、エンジン壊れる?
そのままエスカレートすると店長も壊れる?
(今月はまだ1日しか休みが取れていない(-_-;))
2021.10.21
ずっと前から、シューっとエア漏れしていたリール。

新しいものは、ずっと前に届いていたが(-_-;)
時間を他のことに回していて、バルブを開けたり閉めたりして
シューとしないようしていたが、バルブを開けたり閉めたりの
頻度のほうが時間を要するように逆転されたのでいよいよ交換。

オープンの時からだから、16年頑張ってよいよ引退。
なかなかヘビーなショップなので、工具や設備の負担も大きい。
普通なら人間が先にダメになるが、なかなか店長は壊れない?
昨日、「平成の怪物」松坂選手が引退したが
店長に引退の時は来るのか?
「ライテックは永久に不滅です!?」
2021.10.19
意外と交換パーツの後回しにされやすい、ドライブチェーン。

どんなに、カウルやタンクを磨いたり、高額なカスタムパーツを付けても
チェーンのメンテナンスが行き届いていないとなんかバリッとしない。

足周りは特に汚れるので、掃除も大変だし、やりずらい場所でもある。
だからこそ、そこがきれいだと、バリッとする。(忍耐のいる作業)

もちろん、見た目だけでなくチェーンがいいとアクセルオン時に”違いがわかる!”
色々チェーンもあるがそんな、チェーンを装着してほしい。

今までは525サイズのみリールで在庫していたが、あらたに520サイズも在庫!

1リール 100フィート?約30ⅿ…意外と短かッ。
大体20台分だが、重さもあるがこれだけでンン十万?
通常チェーンは10リンク単位で販売。100リンク、110リンク、120リンクなど。
しかし、996などは94リンクなので、6リンク捨てることに。
(1リンク¥215なので¥1290捨てる(-_-;))
2リンク単位で注文もできるが納期が少しかかる。
ライテック的には、1秒たりとも入荷は待てない。
他にもスプロケットの丁数を変更したときにも柔軟に
対応できる。川 ̄∠ ̄川 フフフ
注文の多いバイク屋?だけに、ますます在庫が増える(◎_◎;)
2021.10.15
ドカの「エンジンンがかからない」という修理は多いのだが
買ったところでは診断機がないから診れないとか
自分でやってもお手上げとか、色々あるのだが
主原因は大体、バッテリー。
でも、バッテリーは充電したとか
充電ランプが緑になったから大丈夫とか
12Vまであがったとか疑わない。(古い充電したバッテリー)

でも、新品積んだらすぐにかかる。
同じ12Vでも全然力が違う。

他に原因があったとしても最初はまず間違いのないバッテリーあっての診断。
ここで、バッテリーを疑わないとリレー→燃料ポンプ→コンピューターなんて
どんどんエスカレートして高額修理になってしまう。
(実際に他でたくさんお金取られて直ってないケースも多々(-_-;))
もちろん、上がった原因もチェック。
(レギュレーターかその部分の接続カプラーの炎上等)
また使用期間も訊ねると2年?いや3年?...
全然、乗ってないから(使ってないからという意味だろうけど...(-_-;))
毎日乗っていれば、結構持ちますが月に1回くらいとかだと
1年でだめになることも。
焼きたての食パンのように膨らんだバッテリー

とくに中古車は要注意。
修理受付時にバッテリーいつ交換したのか尋ねると1週間前にバイクを買った
とかいうケースも多々...買ったばかりで(-_-;)
電圧が上がったからと言ってオレオレ詐欺のようにダマされないように...
もちろんライテックの中古車はみな新品バッテリーに交換して納車!
(そこまでやっても外車は心配なのでロードサービスも1年付き!)