原動力
青二才
明日はいよいよ決戦のとき。
第1戦は震災で中止になった。
いろいろ思うことはある。
今は明日に向けて集中。
ふと思えば、がむしゃらにレースをやっていたことが懐かしい。
バイクも今ほど仕上げられていなかったし
工具も今考えれば良くあれでやっていたと思うほどしかもっていなかった。
夜中まで整備するのは今も変わっていない。(;^_^A
仲間と車中泊して遠征したSUGO。
はじめは筑波なんて予選すら通らなかった。
それでもみんな本気で世界GPを目指していた。
もう20年以上前の話だ。当時は”青かった”
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今日は明け方まで整備をしていたかいあって早い時間に
近くのスーパー銭湯へ。
いつも時間がないので閉店間際にちょっと浸かるだけだが
今日はジェットマッサージ風呂から始まり
リラクゼーション風呂、電気風呂、ヒノキ風呂、
超音波風呂、樽風呂、ハァ、ハァ、ハァ、(;´Д`A “`
全部はいらんと気がスマン?
えっ?いまでも”青い”(-“-;A …
そう、今も変わらない。そして、これからもずっと...
明日は今の立場も考えつつ走るが、あの頃以上のパフォーマンスを引き出したい。
きっとみんなも店長のパフォーマンスを楽しみにしているに違いない。どんなオチでも。
久々本気バトル、楽しみだ。( ̄ー+ ̄)
あっ!もう寝なきゃ!エッ? (;゚⊿゚)ノ マジ?
続・未知の領域
それは実に簡単な答えだった。
今回、ヨシムラ 125ccボアアップキット タイプ-R投入と同時に高価な”CDI”も投入。
エンジンに合わせてMAP1とMAP2がある。
・スタンダードエンジンはMAP1
・タイプ‐RエンジンはMAP2
カプラーをつなぐか外すかでどちらかが選択できる。
もちろんそれは知っていたがどっちが”MAP1”でどっちが”MAP2”かは...「(ーヘー;)
MAP1は配線つなぐ。13000rpmレブ。
MAP2は配線外す。14000rpmレブ。
店長は配線つなぐ。13000rpmレブ。(-“-;A …
実に簡単。つなぐのが”MAP2”だと思っていたら”MAP1”だった。
しかし、あと1000rpmには特別な答えが待っているはずだ。
そうとわかればレースに向けてメンテナンス!
組んだばかりのエンジンを再チェック。
真紅のパーツは”タイプ‐R”の証
馬力が出ている分振動をやや感じるので各部増し締め。
ブレーキも清掃・揉みだし。
タイヤ交換
チェーンもZOILのチェーンルーブでメンテナンス
手で回してこの勢い。( ̄ー+ ̄) (エンジンかかってません)
ココまで来たらほぼ完成?お楽しみのゼッケンは自家製?
ゼッケンが付くとかなりレーシーだ。
やば!明るくなってきた(;´Д`A “`
明日の早朝4:00集合だからまともに寝られるのは今日だけだった?
バイクは納得行くまで仕上げた。
あとは人間だが、ある意味店長が”未知の領域”?
未知の領域
昨日はエンジン積み替えとNEWパーツの組込で夜中の3時までかかったが
筑波での最終チェックに間に合った。(@Д@;
最終チェックといってもほとんどNEWパーツで組んだエンジンなので
データー取りからセッティング。もちろんその前に慣らし運転(・・;)
日曜の段階でエンジンが組みあがるか?業者オークションでいけないか?
天候不順?だったので予約していた走行を一旦キャンセル(3日前なら無料)
昔は前々日に走行枠があまっていれば再び予約できたがいまは前日にも取れるようになったので
エンジンが組みあがる見込みで前日予約しようと思ったが予約のサーバーメンテナンスのため
結局取れず当日現地で確保することに。週末レースの割には空いていて
ピットもチケットも取れた。いつからなったのか当日券を買うとプラス¥500w( ▼o▼ )w
前回は走行できず¥2500を無駄にし、今回は3本取ったので¥1500余計に払うことに...
(あまっているんだから、まけろといわないがプラスになるのはなぜ?)
まあそんなこと言ってる間もないので走行準備!
1本目は慣らし運転。出来るだけ多く暖気をして慣らしても走行しないとトラブルのもと。
5000rpmから数週で1000回点ずつ上げて9000rpmまで。
今回のエンジンはMAX14000rpm。まだまだ先だ。
走行は残り3本。予定では1本目が終わってオイル交換したら全開走行の予定だが
さすがに9000rpmから14000rpmはリスクが高い。しかし今回はミッションも全て新品で
このギアレシオも初めてなのでコースに合うかはわからない。ひとまずエンジンオイルを抜くと
日清サラドレのような綺麗なオイルが。すかさずドレンボルトを閉める。まだ慣らし運転が足りない?
負荷がかかっていない?この時点で2本目も慣らしすることに。しかしこのままでは練習にはならない。
2本目で12000rpmまで上げて(慣らしじゃない?)ギヤの様子を見ようと思ったがいざ走行するとオイルを交換していないので気が入らず練習にはならない。12000rpmまではすぐに吹け切ってしまいギヤも
ショート気味に感じる。
走行後、エンジンオイルを変え1発勝負の練習。気合を入れてピットイン。1コーナーを回って
S字はイン側を走り、1ヘアピンを過ぎいよいよレコードラインへ。ダンロップ先のシケインを過ぎ
2ヘアピンに向かい全開!ん!ん?13000rpmで頭打ち!?
キャブセッティングが合っていないのか?それでも時間がないので走り続ける。バックストレートでもメインストレートでも13000rpm以上回らない。電気系トラブルか?各コーナーまでの直線区間ですぐ吹け切ってしまう。ギアもショートすぎ?いろいろなデーターを走りながら頭に叩き込みつつタイムアタックは続く。今回は相当コストもかかっているのでいままでのタイムでは帰れない?
そんなプレッシャーのもと自己ベストを更新しさらにタイムを詰めるも前回同様250ccと絡んでしまいなかなかタイムアタックがしにくい状態が続く。走りながらこれ以上のタイムアップを計るには”13000rpmストップ”を攻略するしかないと考える。ここで攻略できないとレース当日もこのままで走るしかない。まずは実践してみないと原因も特定できないのでキャブのセッティングを変えることに。上が回らないのでメインジェットを薄くする作戦。時計を見ると走行時間は残り5分程度。ピットに戻りジェット交換し再びコースイン。1周できるか出来ないか?タイムアタックは出来なくとも14000rpm回るのが確認できればいい。
再び2ヘアに向かい全開!
しかし、ふたたび13000rpmでストップ。メーター誤差?そのあと3周は出来たものの「自己ベストは出ているからこの回転で土曜も戦うしかない」とピットイン。
まあエンジンブローもなく転倒もなく=徹夜なしで、レースをむかえられそうなので良しとするかと思いつつあきらめのつかない店長であった。
つづく(長すぎ...`s(・’・;) )