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2011.06.10

課題

予想はしていたが自己ベストタイムは更新するもタイム的には厳しい位置。
トップが1分9秒台で続いて10秒台が5台、11秒台が10台と出走台数27台のうち
半数以上が小排気量とは思えないタイムを出している。

耐久茶屋に参戦し始めたころは1分18秒とかでも喜んでいたものだが
この場で1分15秒486は笑えない状況。
練習から少しずつはタイムを上げてはいるが、この後すぐ始まる決勝までに
作戦もくそもない。まだ、エントリーするタイムではないかもしれないが
そこから這い上がってこそやり甲斐があるのだが珍しく気持ち圧され気味。

計算するとトップが9秒台で集会すれば1LAPされかねない。
とにかくプッシュするしかない。
レースになれば14秒台は出る。(はず)少しずつ詰めていくしかない。

考えれば考えるほど手のうちようがないまま決勝グリッドへ。

1 コーナーからプッシュだ! と気合をいれシグナルに注目。
周回数12LAP!決勝スタート!

ブリーフィングで聞いたコツをうまく使ってミートがうまくいき前列の3台を抜き1 コーナーへ!
弟1グループといわれるTOPから11秒台の塊が目の前!その間は誰もいない。

ミスしないように丁寧にマシンを操り目の前の軍団を追う。
適度な間隔がありかなり走りやすい状況が続く。

トップ集団から1ヘアピンで1台転倒。イエローフラッグで追い抜き禁止。
少しペースが落ちる分、こちらとの間隔がせばまるも3周ほど走るとスタートで抜いた1台に刺される。
100ccクラスのマシンだ。

カーブで負けても加速でと頑張るが今度はOPEN125ccに刺される。
前でこの2台が競いあっているので少しはついていける。100ccが走りにくそうだ。
前車2台は予選で13秒後半と14秒前半。集中してしばらくついていくが徐々に離され集中が切れてくる。
7、8周したころだろうかチームメイトにバックストレートで抜かれる。
スタートでエンジンストールしてだいぶ出遅れたようだが13秒台でプッシュして追い上げてきたので
1周もついていけない。

サインボードを見てもずっと15秒台。追いつけないわけだ。ボードを見て気が抜けてしまったのか
このときすでにガソリン使い切ってしまったようで(人間の)プッシュしても15秒切れる気がしなかった。
残りの周回は集中が切れつらい単独走行。トレーニングの成果も見られない。
走りながら”またゼロに振り出し”になった気がした。
完全にレースになっていない。
次回は完全燃焼できるレースを目指すべくマシン以上にライダーのスキルアップが課題だ。