Home > 10月 7th, 2017
2017.10.07

899/959/1199/1299

PANIGALEシリーズは排気量によって4つに分類され
バイクに詳しくない人だと899/959は両持ちスイングアーム、
1199/1299は片持ちスイングアームが大きな差で、他はパッと
見ると同じように見える。
1299(左)と1199は(右)は片持ちスイングアーム。

959は両持ちスイングアーム。

少し詳しい人だとメーターやキャリパー、カウル形状などまで
わかるが、パーツ単体や装着されるカスタムパーツは互換性が
あるかの判断は難しい。
基本的に一番最初に出た1199のパーツが種類が多く、そのパーツが
もっとも使えるのは1299。899/959になると、さらに減る。

ステップフェンダーレスも最初は1199用が1299には使えないものもあったので
いまは1299と1199両方使えるように仕様変更してきている。
結果1299のカスタムパーツは1199にも使えるが、初期の1199カスタムパーツは
1299には使えないので中古パーツなど購入の際は注意が必要。

よく出るカーボンクラッチカバーも959/1199/1299は使えるが
899にはそのままでは使えない。(エンジンカバーを交換すれば使用可能)

899/959になるとエンジン周辺に色んなものが装着されそれらを外さないと
エンジンガードなどもつかない。


アエラの削り出しトップブリッジは排気量ではなくサスペンションメーカーで
装着可能か決まる。PANIGALEはグレードや排気量でOHLINS・SHOWA・マルゾッキの3つのフロントサスに分かれる。
アエラのトップブリッジが取付可能なのは
SやRのOHLINSと899/959のSHOWAサスに対応。

純正品パーツもカウルやカウルステーが排気量ごとで違う。(ミラーも違う)

そしてよくあるのが1199/1299のアルミタンクを899/959に流用する場合。

アルミタンクは軽量なので魅力的だが、形状が違うのでそのままでは付かない。
逆に、サーキット走行などの転倒時に高額なアルミタンクを損傷しないよう
スチール製の899/959に流用する場合。付かないのもありますが
この鉄タンク。35万以上して全然安くありません。アルミタンクと
さほど差はないのでスペア用もアルミがおすすめ。

パーツの分類によって、
899/1199 or 1299/959と先に出たモデルと後に出たモデルで分かれる場合と
1199/1299 or 899/959と排気量やサスペンションで分かれる場合と互換性の
組み合わせが変わってきます。

まだまだ、たくさんあるのでパーツ購入の際は装着確認が必須の
PANIGALEシリーズです。