転倒について
GPライダーだけにテクニック?もありますが
それなりの準備やセッティングがしてある。
それでも、世界チャンピオンを何度も取ったロッシでさえ
転倒してしまう。
長年、この業界にいるといろいろなデーターが蓄積されてくる。
バイクの特性、傷みやすい箇所、消耗しやすい部品などのバイクの
メカニカル的な部分とライダー側の特徴や癖、乗り方によるバイクへの
影響。そして、転倒の要因、はたまた何度も転倒しやすいタイプの
ライダー?
ライテックにも多くのライダーが訪れる。
サーキットに行けば、転倒することもある。
同じ過ちを繰り返さないように、また故障した箇所も
転倒のしかたで、見えないところが傷んでいたりすることも
あるので、その時の状況を細かく聞き分析する。
話を聞いているとほとんど同じ原因なものがいくつかある。
・走行のための準備不足。
走行時間ギリギリに着いて空気圧の調整を忘れた。
タイヤウォーマーをかけている時間がなかった。
バイクの限界を超えてしまった。(ノーマルタイヤ、ブレーキ、etc)
そして、一番多いのが1周目(ストリートだと1個目のコーナー(交差点))の
転倒。結果、タイヤに関係があることがほとんど。
じゃあ、どうすればよいか?
これから、気温も下がってくるのでツーリングでもしっかりタイヤを
暖める。(なかなかあったまらないですが)
ノーマルタイヤであれば、そのタイヤの限界を超えないな範囲で走る。
ブレーキがノーマルなら無理な突っ込みはしない。
PANIGALEのスロットルはワイヤーのないセンサータイプ。
グリップ部だけが削れてもスロットルASSYしか部品として出ない。
これだけで約¥38000。
(メーカーにはもっと部品構成を考えてもらいたい)
転倒すると体も痛いがお財布にも痛いのだ。
ほんのちょっとの注意で防げる転倒が、一番多いのは事実。
あとは、何度も転倒しやすいタイプのライダーは同じ過ちで
転倒をしているのも事実。
motoGPでさえ、よく転倒するライダーはいつも同じライダー?という
イメージが出来てしまう。
11/18のレンタルモトクロスはライテク向上のための
講義もいれて一つ上の走りをマスターしてもらう予定。
(帰りは温泉有り?)参加者募集中~