Home > 8月 25th, 2018
2018.08.25

レーシングモデル

916シリーズ問わず、三種の神器といえば
ブレンボ(brembo)、マルケ(marchesini)、オーリンズ(OHLINS)と
ワークス御用達パーツ。

その高嶺のパーツを装着し、いかにファクトリーマシンに近づけるか?
今でこそ、OHLINSのフロントフォークが標準装備されているが
昔はリアサスとステアリングダンパー以外は「夢のパーツ」だった。

夢が実現出来るようになったが、そこにはレーシングモデルと
ストリートモデルという二つのモデルが存在する。

レーシングモデルはファクトリーマシン直結の仕上がりで
コストを度外視して最高の性能を出すために作られる。
素材も高価で、削り出しや手仕上げで大量生産も
難しいく、ストリートモデルにボルトオンとはいかない。

いっぽう、ストリーとモデルは、コストを抑えながらレーシングモデルの性能を
出来るだけ詰め込んで大量生産が出来る仕様となっている。

例えば、OHLINSのレーシングフォークは100万以上で、ダストシールもなく
整備も頻繁に必要。bremboのレーシングキャリパーも50万以上で、
ダストシールがない。
レーシングマスターにはブレーキスイッチなどない。
marchesiniのレーシングホイールもストリートモデルと見た目は
あまり変わらないが重量がさらに軽いため、サーキットのような
路面の良いところでの使用になる。(段差には弱い)

レーシングモデルはもともと公道走行不可だが、よりレーシーな
DUCATIには比較的容易に付けられるが、コストはそれなりにかかる。

それを踏まえ、ストリーモデルを中心に色々な互換性を
数回に分けて解説予定。

この話は短くまとめようとしたが奥が深くて終わらない(; ̄ー ̄A