2021.10.25
最近のバイクは機能性よりデザイン重視のバイクが多く
整備性がひじょ~に悪い。
カウルの脱着から

センターロックで、ナット1個外すだけで
ホイールが外れるはずの片持ちスイングアームも
マフラーを外さないと外せないありさま。


それが、帰れない理由?
他にも、あきらかに人災と思われる整備。
ドレンホースが、ちゃんと通っているかエアでチェックすると
ドレンホースの下側からエアの気配がない。

フランジを外してみると、2本のホースがつながっていない。

これでは、雨や洗車の水がタンクの中にダイレクトに入るだけでなく
ガソリン満タンにしたら子のホース伝ってガソリンが出ちゃうので
火災の危険性が∑(=゚ω゚=;) マジ!


すでに、水が入った痕跡が(-_-;)

壊す人が、いれば当然仕事はエンドレス?
深夜にわたる作業で、静まったピットに霊気を感じる店長。
次の瞬間、目を疑うものが

破れた障子か?ε=\__(ΦωΦ)_ ズコー

これも、ある意味人災?

本当はこんな形状と色?(もちろん右側)

メンテナンスを怠ると幽霊が出る?じゃなくて、エンジン壊れる?
そのままエスカレートすると店長も壊れる?
(今月はまだ1日しか休みが取れていない(-_-;))
2021.08.24
普通はネイキッドモデルの整備よりカウル付きの
スーパースポーツのほうが、カウルを外したりする分
工賃が増す。

例外として996やF4はクイックファスナーで
ネジの数も少なく
すぐにネイキッドになるのであまりネイキッドと変わらない?


ストリートファイターV4はネイキッド?

なはずだが、パズルか?っていうくらい
パニガーレ V4より外すものが多い?
外すネジも長さや形状が違うものも多く
数もパニの3倍?

ようやくラジエターまでたどり着くも

V4はストファイもパニもラジエター外さなきゃあ
何も始まらない。(-_-;)

ニュータイプやスーパーサイヤ人を
超えていかないといつまでたっても
仕事はたまる一方。(-“-;A ….
2021.08.13
レースからずいぶん時間が経ってしまいずっと飛んだまんまの1299?
(1299にジャンプする装備は付いていません(-_-;))
続きを完了しないと、次に進めない?
復旧編はじまりはじまり(レースレポートはこちら)
筑波の最終コーナーは140km/h前後でのコーナーリング。

転倒するとぐるぐる回ってライダーもバイクも大きな損傷になる。
今回はフロントから切れ込みそのまま右に倒れる
(ヘアピンなど低速コーナーならそれで済む)

がスピードが出ているのでリアが流れて回り出し

バイクが起き上がりハイサイド状態

だがそこそこ失速したため左に倒れたまま(それ以上回ることなく)グラベルへ

進入だったらクラッシュパッドまで突っ込んでいるが
旋回に入ってからの転倒で最終コーナーの割に軽症?
(ライダーのハートは重症?)
ハンドル折れ→スペアあり

固くて取れないバーエンドもないとスタート前チェックに通らないので
気合で外す。

ステップバーやレバーはスペアがあったがプラスアルファで破損。
シートカウルも大破。レースはガムテープというわけにはいかない。
今回、1台欠場した1199があったのでオーナーに協力してもらい
足りない部品は借りぐらしのアリエッティ?
シートカウル

レバー周り

ライダーも痛みを抱えながらも、タイヤについた草や土を掃除。

よし、これであとはステップだけ。

アエラのステップはベース以降でアッセンブリ交換すれば
時間短縮。決勝に間に合う?

ん?(-_-;)
合わない?

アエラのライディングステップは数回モデルチェンジしていてフレームにつく
ベースに対して、3ポジションの取付穴ピッチが2種類あり今回はモデルが
違うステップどうし。_| ̄|○ (整備の神様は休ませてくれない)
それじゃあベースも移植。と行きたいところだが
初期の1199用ステップベースは、1299に付けようとすると
ピポットパーツの出っ張りに干渉するため1299以降のステップは
ベースの裏側が削ってある。
(整備の神様はどうしても休ませたくないらしい)
なんとか、カラーなどでベース取付を嵩増しして装着。

ぶっつけ本番なのでチェンジ操作確認中。

みんなの力で、修復完了!
久々の裏方作業もいいものだ。
(最近耐久出てないのですっかりご無沙汰でした)

しかし、ぶっ通しで3時間近くの作業で乾ききった店長。
お客さんのドクターペッパーを奪って一気飲みしたのはないしょ

2021.06.26
PANIGALEになってから、ハンドルがかなり肉抜きしてあるので
立ちごけでも折れたり、割れたりする。

これくらいだと、走っていても気が付かない。
さらに、V4は相当ハンドルの末端が肉抜きしてあるので
注意が必要。
最近、アクセルが重いな?って感じている人はもしかしたら
バーエンドの締め過ぎかも?最近バーエンドを変えたり
レバーガードをつけた後から、スロットルが重いな~って
感じたら一度ネジを少し緩めてチェック!
(肉厚がないので、きつく締めると内径が広がる)

昔はワイヤーが錆びてアクセルが重いってことは多く
ワイヤー交換や給油で解決していたが
現在は電子スロットルでドカはワイヤーがないので
重くならないはずなので、締め過ぎや、組み付け不良があれば
重くなります。他にもドカの場合、グリップとバーエンドが近く
握り方で、グリップのゴムが抜けてくるとバーエンドに接触し
戻りが重くなります。
グリップとバーエンドが同じくらいの径はなりがち

1198までのバーエンドがグリップの内径と同じだとならない。

グリップを交換したリ
バーエンドを交換した時もクリアランスチェックは必須!

アクセルが軽いと、めっちゃ気持ちいいです。
結構オイル交換とか、点検で来店したお客さんなども重いことがあり
グリップをバーエンドに当たらないところまで戻して上げると
「めちゃめちゃエンジン調子よくなりました~」
「どんなセッティングしたんですか?」
とよく言われる…(-“-;A
(空気圧も、全然入ってない人に入れると同じようなこと言われる)
2021.06.20
店長日誌も進むか?と発したものの
連日、電装系修理で思ったように作業進まず。
5台入ってきても、3台くらいしかできないので
2台づつ溜まる?(数学的に永久に終わらない?)
嘆いていても、何も変わらないのでお客さんの
応援を励みに頑張る。

店長日誌も、もう15年(-“-;A
そろそろ、ドラマ化?
お客さんは数少ないDUCATIのメカニカル情報やトラブル情報を求めてる?
”楽しく拝見”ということは店長のバカっぽいところが支持されている(; ̄ー ̄A
店長日誌は店長の人柄が伝えられるような感じでいきます。
(HOBBYネタも交えながら)

この前の、ライセンス更新かねてPANIGALE V4Sで初走行したが
GPSがうまい事作動せずデーター取り失敗。

ラップもラインも測定できなかったはじめての走行だったが、気になるところが2つ。
ギヤがロング(ハイギヤ)過ぎて加減速にタイムラグがあるのと
サスペンションがフワフワ?
(逆にツーリングはこの2つが作用して見た目より乗りやすい)
ギヤは煮詰める必要があるが2Tくらいショートに
(リアはノーマルが39Tなので41Tくらい)したい。
走行して2T変更で合わない場合は容易に変更できる
STMならば1T刻みで変えられる。在庫切れになりやすいので
今回はかなり補充。



サスペンションの設定は電子制御なのでRACEモードの標準からスタートしたが
V4Sは1199Sなどと違い、2種類の設定が。
FixedサスペンションとDynamivサスペンション。
今までの一般的な伸側、圧側調整がFixedサスペンション。
今回、新たに追加されたモード?がDynamicサスペンション。

これが、走行時はDynamicサスペンションになっていた。

通常画面でDES DとなっているとDynamicサスペンション。
DES FとなっていればFixedサスペンション。

Dynamicサスペンションの設定画面を開くとバイクの絵と
調整の個所が水色に。

調整範囲の表示を見るとCOMFORT?快適さ?
RACEモードなのに結構COMFORT寄り?

店の中古車は3台ともDynamicサスペンションになっていたということは
初期設定がDynamicサスペンションか?
Dynamicサスペンションはもう少し解析する必要がある。