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2021.11.18

ナイトラン?

お客さん来すぎ~というくらい続けてバイクが入ってくる。
作業がようやく終わろうかというころに遠くの方から
ドカのエキゾーストが聞こえてくるので作業と作業の間に
”ま”がない。

そんなわけで、自分のバイクに乗っている間もなく
バッテリーは上がり、空気は抜け、オイルも劣化していく。
もちろん、走りのスキルも落ちていく。
これはいかんと、夜な夜な準備。

過労気味だが、そろそろ寒くもなってくるので今回が
ガッツリ走れる最後のチャンス?
終日の走行日なので走行枠も多く一番最後は16時まである。
(寝坊しても大丈夫?(-_-;))

しかし、あまり遅くなると気温も下がるので14時からと15時から。

14時からでも日はかなり低い。

6月以来の走行でコースイン!「走るぞー!」って気合を入れるも
いきなりバイクが転倒で赤旗!(←店長じゃないです)
走り出してすぐに転倒は「タイヤが暖まってない」基本中のミス。

赤旗解消後、走り出すとすぐ目の前の車輌が転倒。
エンジンカバーが削れた割れたかでオイルがバイクが滑走したラインで散乱。
また赤旗でピットに戻ってくると巻かれたオイルで転倒車が増えてる。
転倒車があったところを通過するときや、赤旗明けは、必ず
走行ラインをチェックしないと転倒のリスクが高い。
(タイヤも冷えてしまってるので注意)

2回目の赤旗は処理に時間がかかり、残り時間も少ないと思ったら延長?
本来の30分枠くらい走れたが、15時からの走行までの休憩時間を
使ったので15時からの走行がすぐだったので16時からに変更。

しかし、日がどんどん落ちる(・・;)

しかし、ほぼ貸し切り状態。

しかし、暗!

最初のオイル処理はオイルがまだ残ってるくらい”おがくず”が少なかったが
2回目は”おがくず”が撒き過ぎ。

走っている人がいないから全然”おがくず”が散らない。
唯一見つけたイン側の影響のないところ狙って走る。

最初は西日がまぶしく、しまいには月まで。
春になるまでは16時からの走行は厳しそう。

ほかにも、16時からの走行は走ってる台数が少ないないので
コース上に”鳥”がたくさん。(◎_◎;)
4コーナーの後の上りから左コーナーにアプローチしようとしたら
いっきに飛び立ちめっちゃびっくり。気分的にはこんな感じ。

2021.11.11

転倒防止

サーキット走行で転倒。PANIGALE V4のタンク交換。

ドカのタンクは大体30~40万するが、V4用は50万近い。(-_-;)

とにかく、ドカで転倒すると修理代がかかるので転ばないように
対策?予防?注意?セーブ?を出来るだけするというかコントロールできるか。
事前のバイクのチェックなどバイク的な要素と
ライダー側の要素とコース的な要素の3つを意識すれば転倒は防げる。

3つの要素も、きりがないくらい伝えたいことがあるが簡単に
(今日の袖ヶ浦フォレストは終日走行日なので今からでも出来ること?)
バイク
・空気圧をサーキット走行に合わせて調整。メーカーの規定値ではほぼ高い。
・ガソリンは(止まりにくくなるので)満タンにしない。
1走行 6~7Lくらい入ってれば大丈夫。(自走の人は注意)

ライダー
・無理しない(周りに釣られてオーバーペース)
・1周目からペースを上げない。(タイヤを暖める)
・ブレーキを無理しない。(突っ込み過ぎない)

コース
・路面の状況に注意(あまりアウトギリギリは走らない)
・転倒車が出た場所はオイルやガソリンや冷却水が出ている可能性があるので
次の周に注意して通過確認。

とくに、ハイグリップタイヤでない場合や、マシンのハイパワー性能や
ライダーのハイペースのレベルに合ってない足周り(ブレーキ・サス)の
場合は限界近くまで攻めない。

転びたくて転んでいる人はいないが
転倒修理で入ってくるものは、状況を聞いたりバイクを見ると
これでは「転んでしまうわ!」って防げるものが多い。

とにかく、「転ばないように」走るしかない。

それにしても、このタンク。高い。なんでこんな複雑な形にしてしまったのか?

こんな部品も初見?

スイングアームも片持ちにこだわっているが
今の馬力だったら、両持ちにしないと剛性や重量面、
リアサスの取付が不利な気がする。

最近は形にこだわり過ぎているバイクや車が多い。(他メーカーの真似も多い)
新幹線のように、先が長くて、ちょっと違和感があるが
実用的や機能的に出来た形状はシンプルだが存在感を感じる。のは店長だけ?

2021.08.13

筑波ツーリスト・トロフィー in JULY 修復編

レースからずいぶん時間が経ってしまいずっと飛んだまんまの1299?
(1299にジャンプする装備は付いていません(-_-;))

続きを完了しないと、次に進めない?
復旧編はじまりはじまり(レースレポートはこちら

筑波の最終コーナーは140km/h前後でのコーナーリング。

転倒するとぐるぐる回ってライダーもバイクも大きな損傷になる。

今回はフロントから切れ込みそのまま右に倒れる
(ヘアピンなど低速コーナーならそれで済む)

がスピードが出ているのでリアが流れて回り出し

バイクが起き上がりハイサイド状態

だがそこそこ失速したため左に倒れたまま(それ以上回ることなく)グラベルへ

進入だったらクラッシュパッドまで突っ込んでいるが
旋回に入ってからの転倒で最終コーナーの割に軽症?
(ライダーのハートは重症?)

ハンドル折れ→スペアあり

固くて取れないバーエンドもないとスタート前チェックに通らないので
気合で外す。

ステップバーやレバーはスペアがあったがプラスアルファで破損。
シートカウルも大破。レースはガムテープというわけにはいかない。
今回、1台欠場した1199があったのでオーナーに協力してもらい
足りない部品は借りぐらしのアリエッティ?

シートカウル

レバー周り

ライダーも痛みを抱えながらも、タイヤについた草や土を掃除。

よし、これであとはステップだけ。

アエラのステップはベース以降でアッセンブリ交換すれば
時間短縮。決勝に間に合う?

ん?(-_-;)
合わない?

アエラのライディングステップは数回モデルチェンジしていてフレームにつく
ベースに対して、3ポジションの取付穴ピッチが2種類あり今回はモデルが
違うステップどうし。_| ̄|○ (整備の神様は休ませてくれない)

それじゃあベースも移植。と行きたいところだが
初期の1199用ステップベースは、1299に付けようとすると
ピポットパーツの出っ張りに干渉するため1299以降のステップは
ベースの裏側が削ってある。
(整備の神様はどうしても休ませたくないらしい)

なんとか、カラーなどでベース取付を嵩増しして装着。

ぶっつけ本番なのでチェンジ操作確認中。

みんなの力で、修復完了!
久々の裏方作業もいいものだ。
(最近耐久出てないのですっかりご無沙汰でした)

しかし、ぶっ通しで3時間近くの作業で乾ききった店長。
お客さんのドクターペッパーを奪って一気飲みしたのはないしょ

2021.07.18

筑波ツーリスト・トロフィー in JULY レポート

どうなった!?

結果を知らせたいところだが
早朝4時45分出発。
気温33℃。

睡眠不足と疲労と交戦中(-.ゞ ネムネム

2021.06.20

解析

店長日誌も進むか?と発したものの
連日、電装系修理で思ったように作業進まず。

5台入ってきても、3台くらいしかできないので
2台づつ溜まる?(数学的に永久に終わらない?)

嘆いていても、何も変わらないのでお客さんの
応援を励みに頑張る。

店長日誌も、もう15年(-“-;A
そろそろ、ドラマ化?

お客さんは数少ないDUCATIのメカニカル情報やトラブル情報を求めてる?
”楽しく拝見”ということは店長のバカっぽいところが支持されている(; ̄ー ̄A
店長日誌は店長の人柄が伝えられるような感じでいきます。
(HOBBYネタも交えながら)


この前の、ライセンス更新かねてPANIGALE V4Sで初走行したが
GPSがうまい事作動せずデーター取り失敗。


ラップもラインも測定できなかったはじめての走行だったが、気になるところが2つ。

ギヤがロング(ハイギヤ)過ぎて加減速にタイムラグがあるのと
サスペンションがフワフワ?
(逆にツーリングはこの2つが作用して見た目より乗りやすい)

ギヤは煮詰める必要があるが2Tくらいショートに
(リアはノーマルが39Tなので41Tくらい)したい。
走行して2T変更で合わない場合は容易に変更できる
STMならば1T刻みで変えられる。在庫切れになりやすいので
今回はかなり補充。


サスペンションの設定は電子制御なのでRACEモードの標準からスタートしたが
V4Sは1199Sなどと違い、2種類の設定が。
FixedサスペンションとDynamivサスペンション。
今までの一般的な伸側、圧側調整がFixedサスペンション。
今回、新たに追加されたモード?がDynamicサスペンション。

これが、走行時はDynamicサスペンションになっていた。

通常画面でDES DとなっているとDynamicサスペンション。
DES FとなっていればFixedサスペンション。

Dynamicサスペンションの設定画面を開くとバイクの絵と
調整の個所が水色に。

調整範囲の表示を見るとCOMFORT?快適さ?
RACEモードなのに結構COMFORT寄り?

店の中古車は3台ともDynamicサスペンションになっていたということは
初期設定がDynamicサスペンションか?

Dynamicサスペンションはもう少し解析する必要がある。

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