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2010.12.26

試練

お財布をなくしたことはありますか?
大切なお金が無くなることも悲しいが無くなった不安で心細くなる。

そんな不安な気持ちで路肩にバイクを止める。
このまま帰るか、公衆電話まで戻るか。
何もせずにこのまま帰れば無事には戻れる。
しかし”青い?店長”の思考回路にはその選択肢はすでになかった。
どうやったら公衆電話まで行って無事帰れるか?
財布の中に免許証も入っていたのでこのままでは検問のどこかで
確保されてしまう可能性が高い。
そして財布の中にはお金も入っているので今は当然無一文。
帰りの高速代どころかガソリン代もない。
当時乗っていた兄から譲り受けたRG250Γ(ガンマ)は2ストロークで燃費が悪い。
リッター10~13kmでガソリンタンク容量は17リットル。
リッター13km/走ったとして221㎞。
リッター10km/だったら170km。
正確な距離はわからないが片道50km前後。
すでに80km近く走行しているので戻って財布がなかったら...押して帰る?(巨魔郡みたいでそれもいい?)

覚悟を決めて戻るのだが”青い?店長”はとりあえず交番へ。
もちろん落し物の届けがないか(;^_^A
しかしココで墓穴を掘ることに。この時点で免許証不携帯・・・(゚_゚i)
お巡りさん  「ちょっと免許証みせて」
青い?店長 「正直に言うので仮免許証的なもの発行してくれませんか?・・・」
まさかの”確保”!?
お巡りさん  「乗って帰ったら取り締まるから」
青い?店長 「いや押して帰ります」
ここでまさかの”巨魔郡”!?(-“-;A …
一応、紛失届けを出し千葉方面に押して帰るフリをして目指すは公衆電話!
もう誰も頼りにしない。ロンリー店長、アクセル全開と往きたいところだが
燃費を気にしてハーフスロットル!「(。>ω<。) 検問をくぐり抜け(別に悪い事はしてません。不携帯以外は)ついに目的地に到着。 電話BOXをなめまわすように財布を捜すがある気配が全くない。 この時点ではすぐにあきらめがついた。財布は見つからなかったが来てよかった。 何もしないであきらめるより、苦労して戻ってきて納得が出来た。 あとは無事に帰ることで今日1日のことが意義のあるものになる。 とはいってもガソリンが~     ”人間は極限にあって成長する”                               by 毎日極限店長(>▽<;;                  ”極限も毎日続けりゃただの値(あたい)”?