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2009.09.06

GPライダー

○月×日
FISCO走行会の前に慣れたコースで全開状態の確認と
オリジナルパーツの最終テストを兼ねてツインリンクもてぎへ
やってきた。

実際、納車してから数えるほどしか乗っていないのと
この前の筑波で初全開したばかりで、まだこれからという感じだが
この日の走行で打ちのめされるとは思っていもいなかった...
今まで慣らし(7000rpm)で筑波やもてぎを走行したが
慣らしが終わっても“使い切れる”と確信していた。
ところが全開で走る“GP開催国際コース”には魔物が...
まずはブレーキング。
brembo Racingでセットアップしたブレーキは
筑波で特に頼る事もなかった。
ストップ&ゴーのもてぎはどこの直線も200km/hオーバーで
カスタムしたブレーキが本領発揮。

スピードが筑波より出ているのにすごく効く。
モトGPタイプのマスターは止まっているときに握ると
グニューと深く入るが実走行では同じ様に握ると前のめりになる。

効く分、減速Gがすごい。マシンのホールドで神経も使う。
ストレートは今までにない加速を生み出している。
しかし立ち上がりが遅く乗り切れない。
直線で出せば出すほどブレーキが難しく
コーナーアプローチのだいぶ手前でブレーキ→
スローコーナーリングという悪いパターン。
乗れているときはゼブラゾーンの白と青が混ざって
水色に見えるが今日は白と青がくっきり分かれて見える。
マシンは全然直立、膝もすらない。
完全に起こしてからアクセルオン。
5周もすると腕も上がりマシンホールドが出来ない。
本当に“暴れ馬”に乗っているみたいだ。
これよりもパワフルなマシンでバトルをする
GPライダーはやはり只者ではない。
GPライダーにはなれなかったが
このマシンは操れるようになりたい。