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2009.09.07

GPマシン

GPマシンはスーパーバイクの市販車ベースと違い
プロトタイプというエンジンも車体も1から作り上げる
サーキットを走るためのモデルである。
走る実験室ともいわれるこのクラスは毎戦仕様が変わり
常に進化し続けなければならない。
他にも走行毎エンジンメンテナンスや耐久性の問題などから
GPマシンの公道仕様は不可能といわれた。
しかし、ドゥカティはそれを実現させてしまった。

それ故に、実際のGPマシンを忠実に再現しているが
耐久面などから本物のGPマシンとは似て異なる。
公道用とはいえマシンチェックは走行毎に必要だ。
300km/hを出すポテンシャルがあるのでチョッとした
問題は命取りになる。オイル漏れや異音など
エンジン周りをはじめ、パワーが出ている分
タイヤ、ブレーキ、駆動系なども負担が大きく
細かなチェックが必要だ。
クイックリリースで外したキャリパー

ブレーキパッド、ピストンの点検、ブレーキダストの清掃。


ドライブチェーンもクラックなどないか点検し給油。

通常はどのバイクも同様に細かなチェックは必要だが
DESMOSEDICI RRで“攻める”場合は
GPマシン同様のメンテナンスが必要である。