2012.03.06
シム?ジム?
土曜日の筑波ロードレースのレポートもしなければならないが
山ほどの仕事が待ち受けているので少々お待ちください。
それでも今日は雨だったのでヘビーな仕事も進んだがまだまだ5合目?くらい。
F4-1000のエンジンや
DESMOSEDICI RRのエンジンも日常作業になりつつある?(;´▽`A“
エンジンの整備でバルブクリアランスという言葉は聞いた事があるかと思いますが
そのクリアランスを調整する”シム”部品は通常10円玉みたいな薄い円柱ですが
DUCATIはデスモドロミックという機構でバルブを開閉しているので”シム”の形状も複雑。
通常”シム”はカムシャフトがバルブを開けるとき(押す側)に使われるがデスモドロミックでは
バルブを閉じるときにも使われるので1つのバルブに2個使われている。
左からDUCATI 2バルブ・4バルブ・DESMOSEDICI RRとバルブ径により3種類。
クロージングのシムは似ているがオープニングが右のDESMOSEDICI RRはちょっと凝ってる?
通常は4気筒で16バルブだと当然16個シムを使うが
ツインエンジンの水冷ドカは2気筒8バルブで8個でよいはずですが
閉じ側も使うので16個使います。
ということはDESMOSEDICI RRは4気筒なので32個使うということで普通のエンジンの倍、
測定も交換もかかるということで店長はその上を行く3倍のスピードで活動してます(;´Д`A “`