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2012.07.19

天災

世の中、豪雨や猛暑で日本中どこでも天災と隣り合わせですが
みなさんのところは大丈夫でしょうか?

ライテックは比較的?頑丈で今日も仕事に精を出しているところです(;´▽`A“

今日も天災とまでいかないですが雨の影響で不動になったバイクの整備。
996系のタンクからガソリンと一緒になにやら怪しい物体が...

茶色い部分は雨水です。(996系の上位モデルはタンクの裏が黒くコーティングされているのでサビは間逃れた?)

タンクを分解。これだけのものがタンクの中に入っています。

不動の原因は燃料ポンプが動かない。ポンプの下はヘドロ化したサビ水が...

タンクキャップを直接雨に当てるとタマラずタンク内に水が浸入するので野外駐車の方は
バイクカバーは必須。このタンクキャップをあけた時に見える2つの穴が貫通していないと
タンク内に水が混入します。

ひとつはエア抜きの穴。

もうひとつはガソリンなどこぼした時や雨水がたまったときに流れる穴。

ただ雨に当たるくらいでは、水が浸入しないようになっていますが
タンクを外したときにちゃんと元通りにドレンホースを配管しないと
このケースになることが多いようです。

キャップ周辺の穴からタンク内をホースや配管を通ってタンク下までつながれタンク裏に
2本出口があります。それがY字のジョイントで1本になりバイク下部まで
配管されます。タンクを外したり、モンスターのように、タンクをリフトさせると
ホースが一旦上に引っぱられるので、元に戻したときはホースが折れ曲がらないよう
下にうまく配管します。途中でホースが折れ曲がっているとそこから水が流れず
どんどん貯まってしまいます。
916系

モンスター系

ドカの場合はドレンホースがマフラーにも近いのでちゃんとクランプやカウルの穴から
出して穴が貫通してるかチェックします。

昔のモデルは燃料ポンプ単体で部品が取れますが、それでも¥30000近くします。
最近のモデルはアッセンブリー交換で¥150000前後します。!!(゚ロ゚屮)屮
結構、この時期多い修理なのでご注意下さい~